電気管理技術者 part5
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
>>974
上のタップやり過ぎじゃね
というか真面目にやり過ぎ
自家発の負荷試験じゃないんだから >>962
そうですね、なのでほぼという表現をしました
可能性としては色々ありますが、実際メーカに持ち込まれる故障のほぼ全てが動かないか誤動作したというような事例です
ダイヤルのつまみの不具合は接点不良が一番多く、たいていのメーカのものは動かなくなると思います
(整定値なし→条件不足でリレー停止)
しかし某メーカのSOGリレーではダイヤルが故障すると自動的に最小整定となるものもありました…
(整定値なし→条件不足時は最小整定値としてリレー稼働)
フェールセーフという観点からどちらが正解なんでしょうね リレー不具合時でも波及しないのがフェールセーフじゃんけ? 今三菱MOC-A1シリーズの取説見てたら動作時間に関しては、限時も瞬時も最小整定にてと読み取れるんですけど、どうなんですかね。
14ページの表です。 >>979
ありがとうござます
過負荷耐量の定格40倍= 200Aを2回までが三菱の見解の様ですね
2枚目のスクショのCT20/5における注意書きには気がつきませんでした
確かに一次電流小さなCTに短絡電流が流れれば二次側に相当量が流れる恐れありますもんね
勉強になります
>>980
継電器に出来るだけストレスを掛けないという理由だろうね
>>982
お願いします >>983
20AでOCR?
高級な変電所だね…。 >>980
自分もそういう見解で試験条件としてます。 >>984
官公庁では時々あるよ。
175kVAでCB形とかの物件持ってる。 >>983
>>980の方法で他のタップの動作が担保出来るのかどうかメーカーに確認してみますね。 最近のこのスレの流れ、有意義な書き込みがあっていい感じ。 >>987
あれこそ、意味あるのかと。
PFだけで充分だと理解してるけど…
手伝い行った先でLBS直付けのOCRも見たことある。受電用じゃないけど。
https://i.imgur.com/PuhsL04.jpg 限流ヒューズは定格電流付近の保護が出来ないからでしょうか
でもPF・S全部にOCR付いてるわけじゃないですしね >>990
ヒューズの話をすると奥深くなってしまうのですが…
簡単に言うとヒューズというのは過負荷保護に向かないんですね
(ここで言う過負荷は実際には低圧系での短絡故障)
特にPFは短絡電流領域を主目的としてるので1kA以下の領域では動作速度がかなり低下します
しかしPF-Sの主遮断器として使う場合で、しかも各変圧器の過負荷保護も兼用するとなると
かなり広範囲での動作を保証する必要があるのですが、これを実現するのが難しくて…
ということで、PFで短絡保護、OCRで過負荷保護というような製品が過去に作られていたのです
しかし今ではPFも進化してかなり広範囲な保護が可能になってきたのでどこのメーカでもPFだけで概ねカバーできるようになりました
ちなみにこのあたりの手法はメーカによって結構違いがあったりします
なので新しい物はあまり見かけないかと思います
ただしPF-Sでも変圧器容量の差が大きいような場合は厳密にはこういった手法を今でも採用すべき箇所はあるかと思います >>983
これは三菱電機はOCRとCTを作っている製作所が違うせいもあって変な書き方になっていますが…
実際はCT比の問題では無くCTの過電流定数とCTの負担で決まるn'になります
n'はCTの2次の値にかかる係数ですので1次電流の大きさは関係ありません
ただし一般的にCT比が小さい場合は過電流強度の問題からnが大きいCTを選ぶことが多く
そして負担もVCBと簡単な電流計程度であることからn'が非常に大きくなるケースが多いことは事実です
ちなみにちょくちょく聞く怖い事故例としては、当初は電力計から力率計まで全てアナログ式を使用していたのですが
これをリニューアルで全て一体型のデジタルマルチメータに…
この状態ではn'は当然大きくなるのですが誰も知識が無く、そして大きな短絡故障発生…
CT2次に当初の設計以上の馬鹿でかい電流が流れて受電盤の制御配線が炎上するという…
とりあえず受電周りの計器を交換する際にはn'を把握しておくことが大切です n'について補足説明すると…
簡単に言えばCT2次に現れる電流の最大乗数です
CTの2次電流は5Aですのでn'が10であれば最大で50A流れると言うことです
これ以上はサチるので1次電流がどれだけ大きくなっても大きさは変わりません
つまりはn'が10程度になるように設計する必要があるということですね
8や9なのに瞬時整定が50Aとかではどんな故障が発生してもOCRは動作しません
これが20や30ともなってしまえば制御線が燃えてしまいます… >>994
はぁー、CTの仕様の関係なのかー
すみません、ググってもいないのですが、n'などCTの技術資料などURL挙げてもらったり出来ますか? >>995
そうですね…
基本的なことは三菱電機のカタログの11Pに書いてありますが結構ざっくりとした内容ですね
http://dl.mitsubishielectric.co.jp/dl/fa/document/catalog/pmd/ym-c-y-0550/y0550r1608.pdf
またCTの基本的な特性はこっちの方が詳しいかな…?
https://www.jeea.or.jp/course/contents/02109/
下のURLの所の一番下にCTの過電流特性というところがあると思いますが
CTは1次電流がある一定値以上になると2次電流はサチって比例関係からはずれてほぼ一定値になります
第8図のような感じですがざっくり言えばある値までは比例関係、それを超えたら一定値という感じで
ほぼ折れ線近似のような関係と考えてさしつかえないかと思います
この折れ曲がる点を過電流定数n(定格に対する倍数)と言います
nはどのCTにも必ず記されていますが、一般の受電設備では3のものが多いです
つまりは2次電流は定格の3倍でサチる…ということは1次側にどれだけ電流が流れても2次側には15A以上流れないという意味になります
しかしながらこの公称されるnはCTの2次回路にCTの定格容量と等しい負荷が接続されたときの値です(定格負担時)
実際にCT2次側にそんな負荷がいっぱい接続されることは希ですよね?
なので実際にはnに対し[定格容量]/[接続された機器の総容量]をかけた値がその受電設備における過電流定数n'となります
つまりはこのn'が10より多少大きい値となるように選定すれば、過負荷領域まではCT比に比例した電流が2次側に流れ
定格の10倍を超すような短絡電流が流れたとしても最大50A程度でサチってくれるというようになります
このあたりは大手盤メーカさんなら当然のようにしっかり設計されていると思いますが問題はその後の改造ですね
特に負担の大きいアナログ計の各種メータを負担の小さいデジタル計一つにまとめるようなことをすると…
n'が非常に大きくなり短絡故障時には100A以上の電流がCT2次に流れて制御線が炎上…なんてことが起こってしまうのです
ちなみにnが3のCTであれば機器が変わってもn'が極端に大きくなることは無いと思います
(小さくなって瞬時が働かなくなることはあるかもしれませんが)
しかしnが10のCTの場合では改造時には注意が必要ですね このスレッドは1000を超えました。
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