自民党の一部が無電柱化基本法案(仮称)を国会に提出するって話なんだけど
ちょっと疑問があるんだよね(電柱を引っこ抜いて我々に何の得があるの?)

疑問1)国土強靭化と真っ向から対立するのでは?
損傷を受けても即座に修復可能ってのは国土強靭化の基本中の基本だよね
地震等の天災発生時には地中であろうと電柱であろうと送電網は当然ながらズタズタになる訳だが
より安く速やかに修復が可能なのはどっちなんだろう?
地中送電網?電柱?(下手をすれば地中送電網は桁外れな修復予算と工期では?)

疑問2)地中送電網の建設費は?
タダで建設できる訳はないんだけど
電気代の値上げで捻出するの?それとも消費税で?
1000兆を遥かに超す借金の返済が絶望的なのに予算は何処から?

疑問3)費用当たりの効果は
少子化で国が滅びかけているんだし、電線地中化なんぞに使う予算があるの?
生命操作(含むゲノム編集)等の成長分野への投資額も乏しくて世界各国に負けそうなのに?
景観(自己満足)とやら以外に送電線地中化で日本人が何の得をするんだい?

まさかとは思うけど担当の公務員の出世の為に血税を投入する気じゃないでしょうね?
それじゃ新国立競技場やマイナンバーカードと同じレベルの愚行では?