「鹿児島が戦場に」「殺人兵器配備許さない」 米軍無人機展開 海自鹿屋基地前で100人が計画反対訴え
10/30(日) 8:30配信 南日本新聞

 市民団体「鹿児島に米軍はいらない県民の会」は29日、海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)への米軍無人機一時展開に反対する集会を同基地前で開いた。約100人が道路沿いに並び、「鹿児島が戦場になる」と声を上げた。
 同会の下馬場学副会長は、鹿屋市が既に受け入れている米軍給油機訓練を挙げ、「訓練は増やさないと言っていたのに次々に増えている」と指摘。「台湾有事という言葉で軍備増強が必要だと言われるが、真っ先に基地が攻撃対象になる」と強調した。
 種子島からの参加者も西之表市馬毛島への米軍機訓練移転と自衛隊基地整備計画について演説し、「このままでは際限なく基地が拡大される」と話した。
 「殺人兵器の配備を許さない」などのプラカードを掲げた参加者はシュプレヒコールで「配備反対」「米軍は帰れ」と訴えた。


【写真】無人機配備計画の反対を訴え声を上げる参加者=鹿屋市西原3丁目
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