>>661
>>615は「介護料は税金で全部負担させて、在宅で好きなように暮らしましょう」
と講演して歩いている障害者さまなのでそれはない>言わされている


↓上から目線ばりばり

 発病後、てんかん発作が治まらず、厳格に管理された病院で入院生活を強いられた。
「人として扱われていない」と絶望したが、体調を安定させるため胃に栄養をチューブで
入れる「胃ろう」を造設する条件と引き換えに、2カ月後には病院を飛び出し、
アパートでひとり暮らしを始めた。仕事は辞めており、無職になっていた。

 それから6年。今は重度訪問介護の制度を使い、訪問看護や介護など
10以上の事業所から総勢40人ほどのスタッフが交代で訪れ、在宅生活を支える。
点滴や胃ろう、導尿などいくつもの管につながれている体。
昨年からはぜんそくになり、酸素吸入の機器も手放せない。
それでも自分の意思で組み立てられているこの生活を気に入っている。


 5月下旬に緊急事態宣言が全面解除され、街にはにぎわいが戻った。
鳥居さんは安定しない体調と向き合いながら感染防止に神経をとがらせ、
依然閉じこもり生活の日々を過ごしていた。仕事探しや講演活動の再開も見通せない。
彼女にとって一回一回の外出は、単なる気晴らしでも余暇でもない。
外出ができないことはすなわち、社会的な役割を奪われることだった。


 ほぼ自分の部屋だけの生活を強いられているが、訴えたいのはそのことへの不満ではない。
「私はヘルパーとかいろんな人が(ケアに)入ってくれるから病まずにいられます。
人のつながりを絶っていないから自分を保てる。どこかに行くことよりも、
人とのつながりを大切にしてほしい。家族とか、身近な人とのかかわりを点検して、
深めてもらうような時期にしてもらいたいですね」と願った。