大成元常務と鹿島幹部を逮捕 リニア談合の疑い
2018年3月2日15時25分
https://www.asahi.com/articles/ASL324TCBL32UTIL02L.html

関係者によると、大川、大沢の両容疑者は2014〜15年ごろ、大林組元副社長、清水建設元専務らと共謀し、
駅新設工事について談合することに合意し、自由な価格競争を妨げた疑いが持たれている。

リニア工事は昨年までに24件が発注され、4社は3〜4件ずつ均等に受注。このうち、品川駅の工事では大手4社のうち、
15年9月に清水建設の共同企業体(JV)が北工区を、同年10月に大林組JVが南工区をそれぞれ受注していた。

関係者によると、4社の受注調整は、大川容疑者が他の3社に連絡する方法で進められた。
JR東海が発注工事の工区を決めた2014年ごろに工事配分で合意し、大川容疑者と大林組元副社長が中心となって大沢容疑者や清水建設元専務に働きかけていたという。