長く短い祭はまだまだ語れる所がある
Bメロの進行は

Bm7-5 B♭m6 Am7 A♭dim7
Gm7 A7 Dm7 Gm7/C

W#m7-5からルートが半音ずつ下降するクリシェ進行
林檎の曲ではまあまあ使われる進行
御祭騒ぎとか最近なら目抜き通りにも出てくる
W#m7-5の部分はWM7でも全く問題無いんだけど
ルートが半音上がるだけでぐっとお洒落な響きになる
この部分のメロディーは割と普通

後半部分の出だし「今宵全員が魁」

レレラドソファミファソ

レからレへの1オクターブの跳躍から始まり
レラドソのあたりはペンタトニックをジグザグに大胆に下降する凄く楽器的なフレーズ
インパクトが強い。普通に鼻歌を口ずさんでも出てこないメロディーですよね
ちなみにサビでもペンタトニックをジグザグに下降するフレーズがフューチャーされます
意図してか意図せずか、このサビがあってのこのBメロである、という
同一モチーフを消化してる感がありますよね

サビ直前はUm7/5
色んな曲によく使われる、割とじわっとした進行感のあるコード
ここはコード感で締めるというよりは管楽器とドラムのバババ!っていうフレーズで
これからサビだぞ!感を出してます

同じフレーズがサビ前は沢山出てきます
曲の展開に従って、知らずしらずの内にこのフレーズを聞くと
あっ!次は盛り上がる部分だ!と聴く側は認識できるようになります