佐々木莉佳子とドラゴンズ
佐々木莉佳子(アンジュルム):プロフィール
http://www.helloproject.com/angerme/profile/rikako_sasaki/
ドラゴン とは
https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3
西洋
地中海周辺地域・ヨーロッパ大陸諸国の伝説に登場する竜
一般に「ドラゴン」とは、蜥蜴ないし蛇に似た西洋の伝説上の生物を指す。
概して、大型の爬虫類様生物あるいは哺乳類的な基本骨格に、
鱗や長い尻尾などの爬虫類的な装飾を施された動物として表現されている。
鋭利な爪や牙を持ち、その多くはコウモリのような翼で空を飛び、
しばしば口から炎や毒の息を吐くとされる。 西洋における竜と東洋における龍の違い
ファンタジー 歴史 神話
はじめに
ファンタジー物語といえば、竜ですね。では、竜と龍の違はなんでしょう?
竜とは、英語のDragonを和訳した言葉です。つまりドラゴンです。
対して龍とは、中国のトーテム(信仰対象の動物)としての龍です。
「龍」を簡単にした字が「竜」でもありますが、多くの学術書や小説では、
以下のように文字を使い分けています。
竜=西洋のドラゴン
龍=中国の龍
紛らわしいのはそもそも、「Dragon」に「竜」という訳語を与えてしまったからです。
しかし逆に考えると、それだけ竜と龍の見た目が似ていることを意味します。 今回は、西洋における竜と東洋における龍の違いについて紹介します。
ドラゴン
Hl. Georg im Kampf mit dem Drachen, 1456年頃
見た目
竜の見た目は、ドラゴンクエストに出てくるドラゴンを想像してください。
コウモリのような羽が生えていて、おなか周りがぼてっとしています。
その口から発する臭気は毒となり、業火はすべてのものを焼き尽くします。
龍の見た目は、扇子や寺院の天井に墨で描かれたものを想像してください。
あるいは、『千と千尋の神隠し』のハクを思い出してください。 少し面白いことに気づいたのですが、ジブリ映画は竜も龍も登場させています。
『千と千尋の神隠し』は東洋の文化がベース、『ゲド戦記』は西洋の文化がベース
なので、『千と千尋の神隠し』に竜がでてきて、『ゲド戦記』に龍がでてくると
いうことはないのです。
龍の見た目について、後漢の学者である王符は次のように言っています。
「頭はラクダに、目は鬼に、角はシカに、首はヘビに、腹はミズチに、ウロコは魚に、
爪はタカに、脚はトラに、耳はウシに、龍はそれぞれ似ている」
池上正治『龍の百科』、新潮選書、2000年、41頁。 龍は、竜と違って羽はありません。また、身体が蛇のように細長いのが特徴的です。
性質
見た目こそ似ているものの、竜と龍は、真逆の性質を持っています。
すなわち、竜は悪の化身で、龍は神聖な瑞獣(ずいじゅう)です。
ゲームや漫画で、いまでこそ竜は強く、かっこいいものと見なされていますが、
西洋には竜が悪さをして、それを英雄が倒す民話が多々あります
(民話とは、おとぎ話とほぼ同義です。おとぎ話については、
ファンタジーとおとぎ話の違いを参照)。 キリスト教には、聖ゲオルギオスという竜退治の伝説で有名な聖人がいます。
J.R.R.トールキンの『ホビットの冒険』にも、そのような伝統的な竜の姿が描写
されています。竜は黄金を寝床にし、人間を食らう悪者と見なされます。
……竜はドワーフたちの財産をぜんぶひとりじめにしてしまった。たぶん竜どもの
やり方だろうが、あいつは、地下のおく深くにその宝ものをぜんぶつみあげて山にすると、
それをベッドにして眠るのじゃ。そののちあいつは、いつも表門からはいだしては、
夜のあいだに谷間の町にやってきて、人々をさらって食った。
J.R.R.トールキン作、瀬田貞二訳『ホビットの冒険〈上〉 』岩谷少年文庫、
2002年、56頁。 一方で、龍は中国の瑞獣(ずいじゅう)です。
瑞獣とは、天が地上にくだす吉兆の霊獣のことです。
つまり、龍の出現は縁起の良いこととされました。
瑞獣といえば鳳凰(ほうおう)や麒麟(きりん)もそうですが、
王権と結びついていた点で龍は別格です。「龍顔」は天子の顔、
「龍船、龍車」は天子の乗り物を表します。後漢の劉邦など、皇帝のなかには、
自らに龍の血が流れていると言うことで、権威を高めた者もいました。
龍は鳳凰と一対になって、中国人が最も愛する瑞祥でもあります。
龍と鳳凰は中国における二大トーテムで、龍が「武」「力」「闘争」「男」
「皇帝」「陽」を象徴するのに対し、鳳凰は「文」「美」「平和」「女」「皇后」
「陰」を象徴します。 おわりに
今回は西洋における竜と東洋における龍の違いについて紹介しました。
竜は西洋の伝説上の生き物、龍は中国の伝説上の生き物です。
両者の見た目は似ているところもありますが、その文化的背景は異なります。
竜は悪の化身で、龍は神聖な瑞獣なのです。
「竜」とでてきたらドラゴンを、
「龍」とでてきたら中国の龍をイメージしてみてくださいね。
以上、竜と龍の違いでした。 日本の竜
竜(旧字体: 龍、呉音: りゅう、漢音: りょう、訓読み: たつ)
は古代中国に発する想像上の動物であり、
その観念や造形は日本にも伝播した。 日本文化の竜
「中国の竜」も参照
中国から弥生時代には現在の竜のモチーフが日本に
もたらされており、和泉市にある紀元一世紀頃の
池上曽根遺跡から、胴をくねらせ三角の無数の突起を
持つ動物が描かれた壺が出土している。こうした弥生竜の
図柄を持った遺物は日本全国で30点あまり発見されている。
この時代の日本人は竜の確固たるイメージを持っていなかった
ため、中国の竜の正確な模倣はできなかった。 一方では、最初の弥生人は江南地域の龍蛇信仰を持つ
海神族の流れであるとする説があり、大陸から竜と共に
渡ってきたとされる(『魏志倭人伝』に、越人が入れ墨を
して蛟竜を避ける風習に似て、倭人も入れ墨で大魚水禽
の難を避けると記述される)。 日本神話は、海神族を龍宮の八尋和邇などとしており、
天孫の地神五代と八尋和邇の玉依姫との間に初代
天皇である神武天皇を設け、また、日本海を中心とした
高志(後に越)の八岐大蛇に自然崇拝を現して、
日本神話を語っている。そして、国津神に属する大国主神、
大物主神、建御名方神などが蛇体・龍神として描かれた。 天皇の権威の象徴は、日本では龍の剣として表している。
科学史家の荒川紘は、五爪の竜は、中国では皇帝の象徴
であるから、日本では天皇の権威の象徴として用いられ
ることはなかったと述べ、その背景には中国をただ模倣する
のではなく日本の天皇の中国に対する独自性を宣揚しようと
の意図があったのではないかとみている。また、日本の竜は、
蛇、魚の群れや魚との区別があいまいで多種多様な姿形と
性格を呈しており、それは江南の龍蛇信仰と混淆して更に
外来文化の竜が接木された結果であろうと推察している。 平安時代になり、『法華経』や密教が浸透するにつれて
日本の竜は明確に独自性を帯びてくる。9世紀には室生寺に
「竜穴」の記録が現れ、雨乞い信仰が行われるようになった。
竜穴はその後も日本各地の寺社に現れ、中世には竜穴同士
は地下で繋がっており、竜もしくは蛇竜が行き来しているという
観念が生まれた[7]。戦では、戦勝と守り神に竜を象る剣や
兜が用いられた。中世末になると、戦国大名の里見義頼は
竜が描かれた印判を使用するようになる。 日本神話
神武天皇(初代天皇の彦火火出見尊)は、海神の龍宮に
住む八尋和邇の豊玉姫や玉依姫などの女系子孫の龍であり、
神話では妃に龍を迎え入れる構図をとって龍が中国の支配者
である皇帝を表すのとは対照的な思想である。また、出雲など
日本海を中心に渡って高志(後に越)の八岐大蛇に、海、川、
山などの自然崇拝を比喩して語っており、天孫から降りてた海の
神を司る国津神の素戔男尊が八岐大蛇を裂いて取り出した剣は、
日本の天皇が表す龍の化身として天皇の証とした。天皇が
この龍の剣を用い、龍の剣は守り神とされて祭られている。
海の神の素戔男尊に係り、また、国譲りなどにともなう大国主神、
大物主神、建御名方神など等は、海神の竜の姿とされた。 自然
海、川、山、炎、風、雲など、自然の姿や力を竜に擬え信仰の
対象としてきた。また、龍神の住む海の宮を竜宮とするなど、
龍とつく名や言葉も、裏にする名や言葉も多く深い信仰を表して
いる。蜃気楼には蛟龍などの竜宮・霊亀の蓬莱山が現れて吉祥
とされている。鯉の滝登りなど蛟龍を表す。 竜神
「竜王」も参照
竜神は竜王、竜宮の神、竜宮様とも呼ばれ、水を司る水神
として日本各地で祀られる。竜神が棲むとされる沼や淵で行わ
れる雨乞いは全国的にみられる。漁村では海神とされ、
豊漁を祈願する竜神祭が行われる。場所によっては竜宮から
魚がもたらされるという言い伝えもある。ホタルイカは竜宮の使い
と云われる。一般に、蛟など日本の竜神信仰の基層には
蛇神信仰があると想定されている。 また、「竜神が鐘を好む」という伝説も日本各地に残る。
例えば尾上神社(兵庫県加古川市)の鐘については次の
ような話が伝わる。応仁の乱の頃、この寺の鐘が海賊に盗まれた。
鐘を載せた船が足摺岬沖にさしかかると、穏やかだった海が突如、
大荒れになった。乗組員たちは海底の竜神が鐘を欲しがっている
ためと考え、泣く泣く鐘を海中へ投じた。すると海は途端に凪いだ。
その後、鐘は近隣の漁師に引き揚げられて、高野山へ奉納された。
しかし、鐘が「おのえへ、去(い)のぉ(帰ろう)」とひとりでに鳴り
出すので元の持ち主が分かり、ほどなく尾上神社へ戻されたという。 五龍
五行思想『書経』古代中国に端を発する自然哲学の思想から、
四神・五獣、五龍が置かれた。高松塚古墳などに描かれた
紫微垣をまもる四獣の壁画に青竜の姿が現れる。
高句麗様式の影響をうけている。
日本各地に、青竜,赤竜,黄竜,白竜,黒竜,五龍の伝承へと
広まりをみせ現在に至る。 仏教
仏教では竜は八大竜王なども含めて仏法を守護する
天竜八部衆のひとつとされ、恵みの雨をもたらす水神のような
存在でもある。仏教の竜は本来インドのナーガであって、
中国の竜とは形態の異なるものであるが、中国では
竜と漢訳され、中国古来の竜と混同ないし同一視される
ようになり、中国風の竜のイメージに変容した。日本にも
飛鳥時代以降、中国文化の影響を受けた仏教の竜が
伝わっている。
例えば、北の高志の八岐大蛇は、玄武と繋がり、また、
八頭八尾だが岐が八つだから九頭とも謂れて、八大竜王
の九頭竜と同化した結果、越国や信州の黒竜伝承、
九頭竜伝承に置き換えられた。 剣
不動明王が手にする炎の剣は、俱利伽羅龍の化身とされる。
剣を生んだ高志の八岐大蛇の腹に流れる赤い血は炎とされ、
作刀鍛冶の火と考えられた。火の川の謂れとなって野たたら
製鉄が行われた。越国では後に宇多刀、則重や義弘などの
名のある作刀が行われ、特に、古来より出雲の斐伊川、
日野川など付近の野たたら製鉄は有名で、吉備などに発展
して大きな作刀の拠点となって栄えている。剣は炎の龍とされて
中世には俱利伽羅龍が刻まれた剣は多く、兜にも竜を象り
戦に臨んでいる。竈門の炎としても知られて、悪鬼退散などの
ご利益を与える。また、山々などの姿にも用いられ、
劔・立山連峰などは龍山と読み替えられる。 浮世絵
尾形月耕の浮世絵『龍昇天』(月耕随筆)。
富士山を背景に、雲の中を龍が昇ってゆくのを描いたもの。
枠外左下に書いてある文字は以下の通り。
明治卅年十一月一日印刷同月五日発行印刷兼発行
日本橋区吉川町二番地松木平吉。
明治30年11月1日に印刷、同月5日に発行。
松木平吉(日本橋区吉川町二番地)が印刷し、発行した。
「龍昇天」(『月耕随筆』)、尾形月耕
本朝武者鏡 二位の尼 ボストン美術館他蔵 大判 安政3年(1856年)10月 民話
泉小太郎と犀竜
江の島の伝説にある鎌倉の湖に棲む五頭竜は、
悪事を行っていたが心を入れ替えて民の守護者となる。
「黒姫伝説」の黒竜は、大名の姫君に恋慕するも阻まれて
逆上し、嵐を呼んで人里をのみ込もうとする。
「三湖伝説」の八郎太郎は、害をなした竜でありながら
調伏されない。「泉小太郎伝説」の犀竜は人間の味方となる。
「印旛沼の竜伝承」では、竜は人間を守ったがゆえに竜王に
罰せられて殺される。上記の三湖伝説での辰子姫のように、
人間が竜になる説話もある。
蛇や鯉など鱗を持つ生き物が竜になるという伝承の他、
キツネや馬等が変化するという昔話等も存在する。 各地の竜と神社仏閣
九頭竜伝承 - 九頭竜は日本各地に祀られている。ヴァースキの項も参照のこと。
八大竜王 - 和泉葛城山八大竜王神社。
五頭竜 - 鎌倉、龍口明神社。
青竜 - 清瀧権現。秩父神社(つなぎの竜)。
赤竜 - 七面天女(紅竜の姿を顕したという)、山梨県七面山敬慎院。
伊豆山神社 - 伝承では伊豆山神社が竜の頭で、芦ノ湖・箱根神社が竜の尻尾とも言われている。
白竜 - 箱根神社。
白竜・九頭竜神社 - 箱根神社からさらに西へ入ったところにある。徒歩、船等で行く。
白龍神社 - 名古屋にある。 彦瀧大明神(ひこたき) - 女性特有の病や安産の神として知られ、御神体は白蛇。
弁財天白龍王大権現 - 福井県永平寺にある弁財天と白蛇の神社(権現)。
黒竜 - 和泉葛城山など。北陸地方にも多数ある。
黄竜 - 黄龍寺(愛知県名古屋市南区)。毎年1月4日黄龍天満宮として、菅原道真公御真筆が開帳され、厄災消除・家内繁栄・入試合格など行っている。
金竜 - 浅草寺。浅草寺の山号は「金龍山」。お守りも黄色い袋に金の刺繍で竜。磐船神社も金竜を祀っている。
紫竜 - 三重県菰野にある福王山神社に「紫龍」の文字のみを掘り込んだ石碑がある。
諏訪大明神 - 『諏訪大明神絵詞』によれば、諏訪大明神は龍体・蛇体をとって国難の際に現れたという。 沖縄文化の竜
首里城玉座
かつて琉球王国があった沖縄では、中国の竜とほぼ同じ
ような中国的な竜が一般的である。首里城には竜の
装飾が数多くみられる。
沖縄では竜宮信仰が根強く残っており、竜宮の神は
豊穣信仰と深く結びついている。沖縄の竜伝承は中国
大陸に起源をもつものが多いが、地元の民間伝承として
定着している。丸山顯コは以下のような沖縄の竜の
民話を紹介している。 人に見られることなく千年間生きて竜に成ろうとする
ところを人に見られてしまう蛇の話。それを見た人は、
内緒にしてくれたら裕福にしてやると蛇に言われ、
黙っていると約束する。はたして男は金持になったが、
うっかり約束を破ってしまい、元の貧乏人に戻る。
天をだまして雨を降らせ、後で竜神から懲罰を受ける話。
美女をさらう七つ頭の蛇を退治すべく、七つの樽に
芋酒を入れ、樽酒に美女が映るようにして泥酔させて
から切り殺したという話
(津堅島の行事「マータンコー」の由来)。
竜の眼病を治した医者の波乱万丈の物語。 寺院
日本国内の3箇所の寺院、京都府の相国寺、栃木県の
日光東照宮の薬師堂、長野県の妙見寺には、
「鳴竜」などと呼ばれる仕掛がある。これは、堂宇の
天井に描かれた大きな竜の絵の真下で拍子木を
打ったり拍手をすると、定在波によりパァァーンと響き、
それが竜が鳴いているように聞こえるというものである。
かつて青森県の竜泉寺にもこの鳴竜があったが、
焼失している。 将棋
将棋で竜とは飛車が成った駒である竜王の略称。
ちなみに角行の成ったものは竜馬(りゅうま)であるが、
こちらの略称は馬(うま)。 現代文化
日本列島はその形状から竜と称されることがあり、
例えば「日本沈没」(小松左京)では物語終盤の
日本が沈没する節に竜の死というタイトルが付けられて
いる。同じく小松左京による短編小説「日本漂流」では、
日本列島の下には本当に竜がいて、それをうっかり突いた
ために、日本が世界中を泳ぎ回る。
同作では Archultragigantonamasaurus nipponicus
という名が与えられていた。
『龍の子太郎』は松谷みよ子の児童文学作品である。 【現役アイドル直伝💛】アンジュルム 佐々木莉佳子がガチでライブの日にやっている!崩れにくいメイク紹介
https://www.youtube.com/watch?v=cHs3AdEOMp8 【DARK SOULS III】ロスリックの 竜 ドラゴン 簡単攻略 倒し方 ダークソウル3
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https://www.youtube.com/watch?v=9AinkURRV0g 龍の秘密
https://www.city.yonago.lg.jp/9560.htm
明けましておめでとうございます。20世紀最後の年は、
干支にあやかって天に昇る龍のように勢いのある、
良い年になることを願っています。
「天に昇る龍」と言えば、こんな話が記録に残されて
伝えられています。 「米子城の南に総泉寺という寺がある。
昔、この寺に一匹の小さな蛇がいたが、ある時、その蛇が
寺の水がめの中に入って、そこから天に昇って龍になった、という」
実はこの話『龍の秘密』という昔話の一部が伝わったもの
と思います。その話とは …昔、貧乏な男が殿様の命令で、山に桑の木を伐りに
行ったところ、木の根元に蛇がとぐろを巻いて寝ていた。
男は思わず大声をあげた。蛇は驚き、仙人に姿を変え、
「蛇は山で千年、海で千年、野原で千年修行をすると
天に昇って龍になれるが、その間に人に見られると天に
昇れない。わしはあと一日で三千年修行したことになるが、
今日お前に見られてしまった。また一からやり直しては
寿命がない。どうか今日ここでわしを見たことは黙っていてくれ。
約束してくれれば、お前の家から天に昇る姿を見せてやるし、
必ずお前の家を金持ちにしてやる」と言った。 男は一も二もなく承知した。蛇は天に昇る日と、その日の朝、
庭に水がめを出しておくように、と言って消えた。
その日は朝から雨が降っていた。男は障子の透き間から
こっそりと見ていると、降る雨の水煙に巻き込まれるようにして、
蛇は天に昇っていった。 それから後、男の家は、日照りの年でも彼の田だけは水に
恵まれて豊作になるし、不思議にいい事ばかり続いて、
いつの間にか村一番の大金持ちになっていた。
ある日、男は酒の席で気が緩んだのか蛇との約束を破って、
秘密をしゃべってしまった。その翌朝、男の家の前に小さな蛇が
死んでいた。 間もなく男の家は、元の貧乏に戻ってしまっていた… せっかく苦労して天に昇り龍になっても、秘密があれば落ちて
しまいます。秘密のない良い1年だったと言えるような年にして、
21世紀にバトンタッチしたいものです。 マントヒヒとマンドリルのどちらの言葉の響きがエロいかという議論は「マンゴリラ」が一番エロいという結論に至った