◼田原総一朗氏と音喜多駿氏が〝朝生〟で激論「番組面白くない」「全く違う!」【全文掲載】

 ジャーナリスト田原総一朗氏が司会を務めるテレビ朝日の名物番組「朝まで生テレビ!」の26日放送回で、日本維新の会・音喜多駿氏の〝大演説〟が話題となっている。

 ハイライトは番組終盤の「若者がなぜ政治に興味を持たないのか?」のテーマで起きた。以下、番組の模様を再現する。

田原氏「音喜多さん、いま何歳になりました?」

音喜多氏「40になりました。でもね、(若者が興味を持たないのは)政治の話が面白くないからですよ。例えばこの番組ね、面白くないんですよ。10代、20代が見て面白いと思うか?」
 
田原氏「なんで面白くないの?」

音喜多氏「それはね、話をみんな遮るからですよ。みんな人の話を聞かないでね、怒鳴り合って、人の話遮って、ワーワーやってるのを」

田原氏「(声を張り上げ)全く違う!」

音喜多氏「(田原氏を指さし)いやいや、そうだと思いますよ」

田原氏「ようするに、今の若い世代がこの国をどうするかっていうのをもう1回…」

音喜多氏「いやいや、そういう高尚な話の前にね、もう怖いわけですよ。ワーワー言ってね。机バーンってやってるのが。もっとフレンドリーにやっていかないと。田原さんの思いがあるのはわかるんですけど、人の話を最後まで聞くとか、丁寧に対応するとか、政治の世界にはないわけですよ。この番組にもないわけですよ」

 その間、田原氏は音喜多氏の話に無言でうなづいていた。

 音喜多氏が本音を語ると、ほかの共演者からは「遮られているとは全然思わないけどね」「結構喋らせてもらってるけど」「すごいオープンですよ、これ」とブーイング。

 唯一、寄り添ったのは元衆院議員の菅野志桜里氏で「私は音喜多さんの言うことには一理あると思っていて…」と切り出す。

 続けて「この場がどうかは別としても、政治の議論って関わると面倒くさいって思っていたりとか、敵味方に分かれて、辛いと思っていたりとか。やっぱりもうちょっとフレンドリーに話すカルチャーっていうのが絶対必要だと思う」と提言。菅野氏のフォローに音喜多氏は笑顔で応えていた。

 番組終了後、音喜多氏はX(旧ツイッター)で「私は田原総一朗さんのご功績や、エネルギッシュに活動を続ける姿に心から敬意を持っています。だからこそ、批判があれば影でコソコソ言わずに伝えるべきだし、田原さんもそれぐらいのことは許してくださるはず。というわけで、番組内でド直球の意見を述べさせてもらいました」と説明。

 続けて「『朝生』というのはそういう番組だとわかってはいるのですが、肝心なところでカットインが続いてなかなか大事な話を続けさせてもらえず。4時くらいまで頑張ってはみたものの、フラストレーションも頂点に達し、さすがに思いました。これはアカンと。限界だと。そんなわけで、狙ったわけではないんですけど、田原さんが『若者がなぜ政治に興味を持たないのか?』というテーマで出演者に話を振り始めたところで、ここぞとばかりに挙手」したと明かしている。

1/27(土) 22:32 東スポ
https://news.yahoo.co.jp/articles/64b4d51a627e225db08608da15191fc5667197f1