2020/02/26 10:42TABLO

マレーシアから90日の短期滞在資格で来日した少年甲(氏名非公表、裁判当時18歳)は来日の目的を「観光」だと供述していました。

「東京タワーを見たかったです。あと、マレーシアには雪が降らないので、日本で雪を見てみたかった」

しかし彼は東京タワーも雪も見ることはなく、日本に来たその日に「不正作出支払用カード電磁的記録供用未遂・詐欺未遂・不正電磁的記録カード保持」の疑いで逮捕され勾留されることになりました。家裁はこの事件を重く見て検察に身柄を送致することを決定し、彼は正式裁判を受けることになりました。

犯行は都内のデパートで平日の昼日中に行われました。

従業員の供述によると

「犯人は売り場にやってきてショーケースを指差してクレジットカードを出していました。犯人が指していたのは時計と香水で、販売価格は合計で745,240円です。受け取ったカードが少し薄かったので『偽造かもしれない』と思い、裏でマネージャーと確認して偽造だと確信しました」

その後すぐ店は110番通報をして警察官が駆けつけました。警察官を見ると被告人はすぐにその場から走って逃走しましたが15分後、近くの駅まで逃げたところで取り押さえられ逮捕されました。

彼はマレーシアの中学を卒業後は飲食店従業員などの職を転々とし、逮捕当時は無職でした。マレーシアでは両親、兄弟と同居しています。

検察官調書によれば「観光」で日本に来たことになっていますが、彼は来日した日に「知らない男」に声をかけられています。

「このカードで買い物をしてきたらお金をあげる」

そう言われ、彼は「知らない男」の依頼を承諾し男からカードを受け取り犯行現場となったデパートへ向かいました。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://news.nicovideo.jp/watch/nw6689179