yamashiro 2018年10月16日
韓国のレストランではキムチやトマトやチョコレートなど複数の食材を再利用できることが判明し、物議を醸している。つまり一度客に出した料理でも再利用できるのである。この件は聯合ニュースなど複数のメディアが報じて話題となっている。

・残飯でも食材の再利用は韓国において合法な行為

「それは残飯を次の客に出すということか?」と思うかもしれないが、これは韓国の国家行政機関である食品医薬品安全処が「ビュッフェレストラン等の衛生ガイドライン」として告知しているもので、たとえ残飯でも食材の再利用は韓国において合法な行為である。

・腐敗や汚染する可能性が少ない食材

韓国のビュッフェ形式のレストランを含む一部の飲食店は、腐敗や汚染する可能性が少ない食材に対して合法的に再利用が許されており、一度客に出したものや陳列したものでも、
次の客に出すことが可能(バイキング形式のビュッフェレストランだけでなく店員が客のテーブルに料理を持ってくる「一部の飲食店」も食材の再利用OKとのこと)。


・改めて洗ったり処理をしたものに限り再利用可能

この事実に多くの日本人が驚きを隠せずにいるが、すべての食材が再利用可能ではなく、以下の食材が、改めて洗ったり処理をしたものに限り再利用可能としている。

・白菜キムチやカクテキも再利用可能

あくまで一例だが、レタス、ごまの葉、唐辛子、にんにく、ミニトマト、葡萄、キンカンなどは改めて洗えば一度客に出したものでも次の客に再利用可能。バナナ、みかん、ライチ、ピーナッツ、クルミなどのナッツ類は皮をむいていない場合は一度客に出したものでも次の客に再利用可能。

さらに塩、チリペッパー、胡椒などのスパイス、ライス、白菜キムチやカクテキなどのキムチ類は、客がフタを開け閉めして取り出す状態になっているものに限り、一度客に出したものでも次の客に再利用可能。

・食品に関する不衛生なトラブルが多発

韓国では最近、寿司を再利用して次の客に提供したり、残ったカニを再冷凍して次の客に提供するなど、食品に関する不衛生なトラブルが多発している。日本には一度客に出した食材を再利用するという文化がないため、このガイドラインに関して驚きを隠せない日本人が多いようだ。

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