時計2018/10/10 21:49
 流通大手ユニー・ファミリーマートホールディングスが子会社の総合スーパー「ユニー」の全株式を提携先のドンキホーテホールディングスに売却する方向で最終調整に入ったことが10日、分かった。不振だった事業を切り離し、コンビニエンスストア事業に経営資源を集中させる狙いがある。

 コンビニは全国で店舗数が約5万5千店を超えて飽和状態にあるとされ競争が激化している。首位のセブン-イレブン・ジャパンが攻勢を強めており、ユニー・ファミマは態勢を整えて追い上げを図る考えだ。

 ユニー・ファミマは2017年8月、ドンキと資本・業務提携し、11月にユニー株の4割をドンキに譲渡した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201810/0011719551.shtml