「放っておいても雑草を食べてくれる」と
自治体や企業などからひっぱりだこの除草用のヤギだが、
最近では依頼の8割がなぜか一般家庭だという。
その目的とは。

ヤギと戯れる子どもたち。
実はここ、動物園や牧場などではなく、都内の住宅街。
一般の家庭でヤギを飼育しているというのだ。
ヤギがこの家にやってきたのはわずか2カ月前。

レンタルヤギ利用者・二瓶哲彰さん：
「レンタルですね。最近、はやりだというのを話で聞いて。
　世話している時にスリスリ（とくるのが）なんとも愛らしい」

貸し出しをしている長野県内の牧場によると、
借りるのは企業や自治体などが多いように思われがちだが、
実は一般家庭からの依頼の方が多いという。

産直市場グリーンファーム・小松由章さん：
「今年度合計で136頭のヤギを貸し出し、一般家庭の方が8割くらい占めている」

そもそもヤギは昔、どこの農家でも飼育されていた身近な動物で、
比較的に人懐っこく、ペットとしても飼いやすいという。
もちろん、庭の雑草もパクパクと一掃してくれる。

ヤギのレンタル期間は原則3カ月。
レンタル料は一回3000円。
延長料金は1カ月ごと1000円となっている。

娘の幼稚園バスのお迎えにヤギと一緒に出掛ける。
2人の娘はレンタルヤギを気に入っている。
それにしても、なぜ家庭でレンタルヤギなのか。

レンタルヤギ利用者・二瓶哲彰さん：
「（ヤギを）自分で飼えるか分からなかった。レンタルならお試しできるかなって。
　ゆくゆくは購入するという形になるかもしれない」

ヤギを本格的に飼いたいと思っているお父さん。
子ども以上にレンタルヤギにはまっていた。
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以下ソース：テレビ朝日　2017/10/16 18:49
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000112260.html