「機動戦士ガンダム」「勇者シリーズ」「バトルスピリッツ」などを生んだ
名古屋テレビ(メ〜テレ)製作のアニメ枠が、9月で40年の歴史に幕を下ろす。
男児向けに玩具と連動したオリジナル企画を送り出してきたが、少子化で視聴率不振が続き、
10月からキー局のテレビ朝日などと共同製作する大型ニュース情報番組に切り替える。

「この枠で製作した42作のほとんどが、原作なしのオリジナル。
 毎年新しい企画を考え、1年かけて見せていく。40年よく続いたと思う」と、
福嶋更一郎コンテンツ局長は振り返る。

第1作は1977年10月開始のロボットアニメ「無敵超人ザンボット3」。
開局15周年を記念し、念願の全国ネット枠を初めて獲得した。
アニメ制作は日本サンライズ(現・サンライズ)で、下請けプロダクションだった同社初の自社制作作品だった。

79年の第3作が「ガンダム」。
本放送の視聴率は低かったが、プラモデルや劇場版がヒットし大ブームになった。
この成功が礎となり、以後も主にサンライズと組んでロボットものを毎年1本製作した。

「ガンダム」続編などを経て90年から始めた「勇者シリーズ」は、
少年とヒーローロボットの心の交流を描き、男の子たちを引きつけた。

写真:1979年スタートの第3作「機動戦士ガンダム」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170823003351_comm.jpg
写真:93年開始の第19作「勇者特急マイトガイン」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170823003357_comm.jpg
写真:2009年開始の第34作「バトルスピリッツ 少年激覇ダン」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170823003362_comm.jpg
写真:16年から放送中の第42作「ヘボット!」
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20170823003363_comm.jpg

以下ソース:朝日新聞 2017年8月27日12時17分
http://www.asahi.com/articles/ASK817FN8K81UCVL02Q.html