放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、『週刊文春』が報じた宮迫二股不倫疑惑のお相手について。

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「文春砲がついに“大本命”に投下された」とMCの坂上忍が苦笑した、『バイキング』曜日MCの一人、雨上がり決死隊の宮迫博之“二股不倫疑惑報道”。

8月4日(金)、オンエア前の“たまり”(=前室)で「写真誌に張られている」ことを坂上とレギュラーの土田晃之に吐露していたという宮迫。
その際、土田が、これだけ不倫報道が続き、それぞれ波紋を広げている昨今、
それでも不倫するヤツは…云々と言い、坂上も深く頷くなか、宮迫も「せやな〜」と同調していたという。

…が、同日エンディング、坂上が“魔の1分間”という、「今日の振り返り」タイムで、件の“たまり”でのやりとりを扱った際、
予想外に宮迫が動揺。その一時間後、文春記者の直撃を受けたのだそうだ。

翌週の9日(水)、文春発売日に合わせ、たっぷり扱った『バイキング』。台本にあった、あるスポーツ関連のネタ(約10分)を飛ばして、
曜日MCのおぎやはぎ、アンガールズ、松嶋尚美といった芸人らが、「漆黒」「アウト」など、いじりにいじり倒したのである。

果たして、宮迫が生出演する金曜日がやってきた。
オープニング、坂上と曜日MCのおなじみの3ショット挨拶で、宮迫は最初から頭を下げっぱなしで、なかなか顔を上げなかった。
「なんか、言え〜」と相方の蛍原徹にツッコまれ、坂上からも番組で徹底的に追及する旨、伝えられた宮迫は、もうこれまでだと観念した様子だった。

結果、東国原英夫や片岡鶴太郎ら大先輩を含む芸人に助けられ、バラエティー番組らしく宮迫の不倫疑惑を伝えきった『バイキング』。
今春、『女性セブン』で対談した際、「近しいからこそキツイことを言う」
「庇ってしまうとマズイ方向に空気を変えてしまう可能性がある」と、“身内”の不祥事にも、厳しい対応をすることを心掛けていると言っていた坂上忍。

実はこれ、ビートたけしの不祥事に、母の北野サキさんが「死刑にしてください」とおっしゃったことを例にあげ、
持論を展開した件の東国原に、坂上が「僕も全くその通りだと思います」と同調したものだったのである。

宮迫の二股不倫報道に話を戻そう。
今回、“お相手”として報じられたのは、小山ひかるという26才のモデルと、竹内結子似の30代“美容系ライター”の二人だ。

小山は03年、LOVE&PEACEという3人組音楽ユニットでのデビュー歴があり、パラパラで一世を風靡した長州小力のバックダンサーをつとめていたこともあるそうな。
京都出身と関西の人であることに加え、小力と仕事をしていたことで芸人との付き合いがあったことは想像にたやすい。

 

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NEWSポストセブン2017年08月12日 07:00