警視庁赤羽署が今年6月、「夫を殺した」と出頭してきた女(53)に対し、
詳しい事情を聞かないまま、追い返していたことがわかった。

女の自宅からはその後、夫(70)の遺体が発見され、埼玉県警に死体遺棄容疑で逮捕されていた。
同庁は「対応が不適切だった」としている。

同庁の発表によると、女は6月9日正午頃、同署赤羽駅前交番(東京都北区)を訪れ、「夫を殺した」と話した。
しかし、交番相談員の男性はうそだと思い込み、「署に行った方がいい」と指示。
女は約30分後、同署を訪れたが、対応した警察官も「妄想」と判断し、詳しい状況を聞かずに帰したという。
女は翌10日未明にも再び、同交番を訪れたが、追い返されたという。

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年07月06日 11時58分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170706-OYT1T50104.html