14日放送の「バラいろダンディ」(TOKYO MX)で、作家の室井佑月氏が、いわゆる共謀罪法案に嫌悪感を露わにした。

番組では、「共謀罪”与野党”攻防激化」と題した、東京新聞の記事を取り上げた。記事によると、与党が共謀罪法案こと、組織的犯罪処罰法改正案について今国会での成立を目指していると伝えていた。

コメントを求められた室井氏は「本当にデタラメだと思います」と、開口一番から不快感を露わにする。室井氏は「金田(勝年)法務大臣が、答弁で答えられないような内容のことなのに、(自民党は)絶対にやるって決めてて…」と、本法案にまつわる国会での騒動に言及する。

続けて室井氏は、「本当は私、ここに出てる場合じゃなくて、国会前に行きたかったのに!」と、法案反対のデモなどに参加したいほどの不満の様子をみせたのだ。さらには、「マスコミもひどいんだよ!」と声を上げると、審議時間などの枝葉の内容だけでなく、「キチンと、共謀罪の怖さとかも(伝えてほしい)」と報道するメディアへの批判も織り交ぜていた。

なお、その後の15日午前、「共謀罪法」は参院本会議で自民などの賛成多数で可決、成立している。

2017年6月15日 10時48分 トピックニュース
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