吉川八幡宮の秋の大祭は、毎年10月1日から約1か月にわたり開催されます。当番祭とは「訪問する最初の祭り」という意味で、2社以上の八幡宮の氏子が互いに訪問し合い、繁栄と豊穣を神に祈り、同族の絆を深めます。
初日の「当ざし」という神事は、八幡宮の南北で、候補者となる吉川地区の10歳前後の男児の氏名を書き込んだ紙片を丸めて三宝に乗せ、御幣でつり上げ、当人(当番)を決めることから始まります。南北それぞれ1人ずつ選ばれた当人が、10月第3土曜の「垢離取り(こりとり)」という神事で神人となり、祭りの主役を務めます。
10月第4日曜の大祭では、当家で着飾り馬に乗った当人を中心とした行列が八幡宮に参拝し、祭りのクライマックスである「走り競べ」が行われます。その翌日の神事「はくけあげ」で昇神し、当人が俗人に還り、お祭りは終了します。岡山県の重要無形民俗文化財に指定されています。
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開催期間
2018年10月1日〜29日 大祭(メイン)/28日

開催場所
岡山県吉備中央町 吉川八幡宮

交通アクセス
JR伯備線「備中高梁駅」から「吉川行」の備北バス約1時間「吉川」すぐ

主催
吉川八幡宮

以下ソース:https://www.jalan.net/event/evt_226285/(じゃらん)