大相撲名古屋場所が9日、名古屋市の愛知県体育館で初日を迎え、地元のNHK名古屋放送局で開催中の「はっけよい!大相撲展」(入場自由)がにぎわいをみせている。

 同展は昭和33年から本場所となった名古屋場所60年を記念して開催。会場には、元大関魁皇(現浅香山親方)の持つ通算最多の1047勝まであと11勝と迫り、大記録達成に挑む白鵬(32)や、夏場所は負傷で途中休場し、完全復活を目指す稀勢の里(31)ら4横綱の等身大パネルなどを展示。さらに幕内最長身の勢(30、1メートル95)や、最軽量の石浦(27、118キロ)のパネルもあり、力士のスケール感を体感できる。

 さらに大関豪栄道(31)など、人気力士の手形が入ったのサイン入り色紙を多数展示。見物人は手形に自分の手を合わせ、力士の手の大きさに驚いていた。

 ほかには昭和52年名古屋場所の千秋楽、横綱輪島対北の湖の死闘など、NHKの豊富なアーカイブを活用した歴史に残る名勝負を貴重映像で紹介。力士が実際に使う稽古まわし(長さ7・5メートル)や立ち合い前にまく塩、力士や行司が使用する控え座布団なども展示。番付の読み方を解説したボードも設置しており、相撲初心者にも楽しめる内容だ。

 別ブースの「放送体験スタジオわくわく」では超高精細映像の8Kスーパーハイビジョンで大相撲中継を公開し、17日には350インチの8K大画面でパブリックビューイングも開催。紙相撲ワークショップもあり、子供も楽しめる。

 同展は23日まで。

以下ソース
http://www.sanspo.com/geino/news/20170709/geo17070913410026-n1.html