0001フリーザ ★
2017/05/10(水) 00:39:18.03ID:CAP_USER上映作品の中でも、隠れた名作との呼び声が高いのが「東京暮色」(57年、小津安二郎監督)。これは有馬稲子、原節子、笠智衆といった小津作品には欠かせない名優たちが深い感動を呼び覚ましてくれる。
エリア・カザンの名作「エデンの東」が下敷きになっているという。女たちの孤独が描かれ、当時は小津監督の枠からはみ出していると評判に。
孝子(原)は夫とうまくいかず、子連れで実家に戻ってくる。妹で大学生の明子(有馬)は好きな男に振られ、やけで付き合っていた男の子供を妊娠。やむなく中絶するために叔母(杉村春子)にお金を借りようとするが断られてしまう。
雀荘の主人、喜久子(山田五十鈴)がそのことを気にかけていたと聞き、明子は初めて自分の母は誰なのかと出自に疑いを持ち始めた。そして父の周吉(笠)の部下が喜久子と関係があったことを
山田はこの作品がなぜか名匠・小津作品への唯一の出演作で、そのこと自体が謎でもある。
他にもその山田五十鈴や新珠三千代、小暮実千代らが出演する「母三人」(58年、久松静児監督)や、望月優子、左幸子らによる、タイトルもずばり「おふくろ」(55年、久松静児監督)、原田美枝子の演技が評判になってその年の賞を総なめにした「愛を乞う人」(98年、平山秀幸監督)など17本の名作をローテーションで上映する。
母に感謝しながら見るもよし。母のドラマに重ね合わせるもよし。改めて母の愛を噛みしめてみてはいかが。 (望月苑巳)
以下ソース:http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20170509/enn1705091530004-n1.htm(zakzak)