湖上遊覧の船を運航する「浜名湖遊覧船」(浜松市西区舘山寺町)は5月1日、
植物園「はままつフラワーパーク」(同町)と大河ドラマ館がある同市北区の気賀桟橋を結ぶルートの定期運航を始める。

新たに購入した遊覧船を大河ドラマ仕様にラッピングするなど、
“直虎ブーム”を追い風に浜名湖周辺の観光活性化とアクセス向上を狙う。

同社が新規購入した船はジェット推進の50人乗りで、船名は「なおとら」。
水深50センチまでの浅瀬も航行が可能なほか、屋根も付いているので多少の雨でも運航できるという。
船内では大河ドラマに関連した史跡の音声案内も流す。

午前9時から1日5往復し、フラワーパークと気賀桟橋をそれぞれ1時間30分〜2時間おきに出発する。
片道25分で、運賃は中学生以上千円(小学生500円)。
往復券は1400円(同700円)。
大河ドラマ館入場券とのセット販売もある。

■チャーター便も運航 SA発着 23日から
浜松市北区の東名高速道浜名湖サービスエリア(SA)を発着点に湖上遊覧船事業を続ける
NPO「浜名湖観光地域づくり協議会」は、23日から本年度の運航を開始する。
5年目となる今年は湖上を巡る従来の定期便に加え、
SAと気賀桟橋(同区)や舘山寺町(西区)の浮見堂を結ぶチャーター便も運航して集客を図る。

運航は11月26日までの土日、祝日。
ゴールデンウイーク(4月29日〜5月7日)と8月は全日営業する。
定期便は浜名湖SAの発着で、舘山寺町の内浦湾や奥浜名湖を約20分かけて回る。
気賀桟橋や舘山寺を結ぶチャーター便は、予約した団体客のみ利用できる。

定期便は中学生以上千円、4歳〜小学生は500円。

写真:大河ドラマに合わせてラッピングした遊覧船
http://www.at-s.com/news/images/n36/350670/IP170418TAN000067000.jpg
写真:浜名湖SAや気賀桟橋を活用した遊覧船の航路
http://www.at-s.com/news/images/n36/350670/IP170418MAC000020000.jpg

以下ソース:静岡新聞
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/350670.html