【MTG】ルールに関する質問スレ【旧くだ質】part180 [無断転載禁止]©2ch.net
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はじめに
・Magic: The Gatheringの質問スレです。MTGに関する質問なら基本的になんでも受け付けています。
ただし、大量の質問を滞りなく処理するため、「明確に答えが出せる質問」だけにしてください。
「好きなイラストはなんですか?」などのアンケート行為はこのスレではやめてください。
・このスレにふさわしくない質問だと思った場合は、以下のスレの利用を検討して下さい。
【MTG】どんな質問でも残さず答えるスレ part19
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1481368970/
・カードを探したい場合は以下のサイトで検索してください。
http://gatherer.wizards.com/ (公式)
http://whisper.wisdom-guild.net/
http://www4.atpages.jp/kakoiku/carddb.php?lang=ja
http://magiccards.info/
・カードのシングル価格は以下のサイトで検索してください。
http://www.searchan.com/mtg/
http://wonder.wisdom-guild.net/
・MTG関係の用語でわからないものがある場合、まずはWikiで調べてみましょう。
http://mtgwiki.com/
・デッキ構築に関する質問は専用スレがありますのでそちらでどうぞ。
【MTG】デッキ相談所・27束目【構築・診断】 [転載禁止](c)2ch.net
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1439188711/
・MTGを始めたばかりでわからないことばかり、という場合は、基本ルールブックや初心者講座を読みましょう。
基本ルールブック(PDF)
http://mtg-jp.com/start/pdf/JP_MTGM14_Rulebook_Web.pdf
初心者のための『MTG』講座(サイト右)
http://dol.dengeki.com/mtg/
・それでも不安で相談したいことがあれば初心者スレへどうぞ。
【MTG】MTG初心者交流スレpart74【始めよう】
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1483406707/
○質問するときの注意事項
・質問する前に調べましょう
個別のカードに関する疑問点は、たいがいカードセットごとのFAQ(リリースノート >>2)を読むと解決します。
またCtrl+Fでカード名などをスレッド内検索しましょう。よくある質問に載っていたり、すでに回答されていることもあります。
・質問は具体的に
ゲーム中のどのような状況で疑問が生じたのか、なるべく具体的な状況を書いてください。
また、カード名は正確に、スラングや略称などを使わないようにお願いします。
「自分はこれこれこういう理由でこうなると思った」と書いておくと、回答者も質問者のルールの不明な点を把握でき、より詳しい回答が可能になります。
・回答をもらってもすぐ鵜呑みにしない
回答者が間違うこともあります。数レスは待って訂正や補足などがないかチェックしましょう。
○回答者の方々へ
・答える場合は責任持って、曖昧なら他の人に任せる。レスが被る事も考慮して書き込み前にリロードを。
・次スレは970付近で宣言して立ててください。テンプレについて議論したい人は900程度を目安に。
○前スレ
【MTG】ルールに関する質問スレ【旧くだ質】part179
http://potato.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1468889441/ ●オールタイムでよくある質問●
Q1-1:〜が再録されましたけど、昔の〜(トーメント版の癇しゃくなど)は使えますか?
また、プロモカードは公式大会で使えますか?
A1-1:どちらも問題なく使えます。
Q1-2:今から始めるとしたら何を買えばいいですか?
A1-2:ビギナーさんならイニストラードを覆う影or異界月のエントリーセットを。
Q1-3:今現在スタンダードで使えるカードにはなにがありますか?
また、次にスタンダードで使えなくなるカードセットはなんでしょう?
A1-3:以下の通りです。
2016年4月8日からのスタンダード使用可能カードセット
タルキール龍紀伝/Dragon of Tarkir
マジック・オリジン/Magic Origin
戦乱のゼンディカー/Battle for Zendikar
イニストラードを覆う影/Shadows over Innistrad
2016年7月22日から
異界月/Eldritch Moon
2016年秋の大型セット発売と同時に、タルキール龍紀伝とマジック・オリジンのカードがスタンダードで使えなくなる予定。 ●優先権について●
「優先権」というのは、プレイヤーが呪文や能力などを使える権利のことです。
また、呪文や能力がいつ解決されるのか、フェイズやステップやターンがどう進行するのかにも関わる非常に重要なルールです。
1.フェイズやステップが始まると、ターンを行っているプレイヤーがまず優先権を得ます。
2.優先権を持っているプレイヤーは、呪文や能力を1つ使うか(→3.)、あるいは優先権を対戦相手にパスするか(→4.)、を選びます。
3.呪文や能力を使ったら、その呪文あるいは能力がスタックに置かれ、先ほどのプレイヤーが再び優先権を得ます(→2.)。
4.パスされると、相手が優先権を得ます。対戦相手もまた2.〜3.と同様に呪文や能力を使ったり優先権をパスしたりを選びます。
5.すべてのプレイヤーが連続して優先権をパスした場合、
スタックに呪文や能力が置かれていれば、スタックの一番上にある呪文や能力を解決します(→6.)。
スタックが空であれば、進行中のフェイズ/ステップが終了し、次のフェイズ/ステップに進みます(→1.)。
「すべてのプレイヤーが連続して優先権をパスした」とは、以下のような場合です。
例A
・あなたのターンのメインフェイズに、あなたは《宝船の巡航》を唱え、スタックに置いた。
・唱え終わるとあなたは再び優先権を得るが、それ以上特になにもしないので優先権をパスした。
・対戦相手が優先権を得るが、特になにもせず優先権をパスした。
=あなたの優先権パスと対戦相手の優先権パスが連続した。(その間に、だれかの呪文や能力プレイなどが入らなかった)
→スタックのいちばん上の《宝船の巡航》が解決され、カードを3枚引く。
例B
・あなたのターンのメインフェイズに、あなたは《宝船の巡航》を唱え、スタックに置いた。
・唱え終わるとあなたは再び優先権を得るが、それ以上特になにもしないので優先権をパスした。
・対戦相手は優先権を得て、《宝船の巡航》を対象にして《軽蔑的な一撃》を唱えた。
・唱え終わると対戦相手は再び優先権を得るが、それ以上特になにもしないので優先権をパスした。
・あなたが優先権を得るが、特になにもせず優先権をパスした。
=対戦相手の優先権パスとあなたの優先権パスが連続した。(その間に、だれかの呪文や能力プレイなどが入らなかった)
→スタックのいちばん上の《軽蔑的な一撃》が解決され《宝船の巡航》が打ち消される。
6.呪文や能力が1つ解決され終わると、ターンを行っていたプレイヤーが再び優先権を得ます(→1.)。
○注意点
以下のような際には、だれも優先権を持っていないので、基本的にはだれも呪文や能力を使えません。
・だれかが呪文を唱えたり能力を起動したりする手順を行っている間(対象を選んだり、コストを支払ったりしている間)
・スタックの呪文や能力を解決している間
以下のような際には、必ずすべてのプレイヤーに少なくとも1回は優先権が回ってきます。
・フェイズ/ステップが始まってから、それが終了するまでの間
・スタックに呪文や能力が置かれてから、それの解決が始まるまでの間
・スタックの呪文や能力が1つ解決されてから、(スタックにまだ呪文や能力があるなら)次の呪文や能力の解決が始まるまでの間
・スタックの呪文や能力が1つ解決されてから、(スタックにもう呪文や能力がないなら)進行中のフェイズ/ステップが終了するまでの間 ●呪文や能力とスタックに関する質問●
Q2-1:起動型能力は相手ターンでも起動できますか?また1ターンに何度でも起動できますか?
A2-1:はい。能力で特に指定されている場合(長久など)を除き、優先権を持っていればいつでも起動できます。
また、コストが支払える限り1ターンに何度でも起動できます。
Q2-2:対戦相手の《包囲サイ》が戦場に出た時の能力に対応して《残忍な切断》で除去したとしたら、能力を不発にできますか?
A2-2:いいえ。パーマネントの起動型/誘発型能力がスタックに乗った後、その発生源のパーマネントが戦場から離れても、スタック上の能力はそのまま残ります。
スナイパーと同時に撃ち合いになったとき、スナイパーを狙撃して殺したとしても、スナイパーが発射した銃弾には影響がないのと同じことです。
上記の方法では、《包囲サイ》の能力で、あなたがライフを失い対戦相手がライフを得るのを阻止することはできません。
スタック上の能力自体を打ち消すには、それ専用の呪文や能力(《もみ消し》など)を使う必要があります。
Q2-3:対戦相手が《軍族の解体者》で1/1のクリーチャーを生け贄に捧げようとしました。それに対応して《乱撃斬》で1/1を除去して能力の起動を阻止できますか?
A2-3:いいえ。《軍族の解体者》でクリーチャーを生け贄に捧げるのは能力の起動コストであり、
あなたの対戦相手が能力の起動を宣言してからコストを支払うまでの間に、あなたが優先権を得ることはありません。
そして、プレイヤーは優先権を持っていなければ、基本的に呪文を唱えることも能力を起動することもできません。よって、質問のようなプレイは実行不可能です。
Q2-4:私は《軍族の解体者》を2体コントロールしており、両方の《軍族の解体者》に絆魂を持たせてアタックしたいと考えています。
クリーチャーを1体生け贄に捧げるだけで、両方の《軍族の解体者》に絆魂を持たせられますか?
A2-4:いいえ。両方の《軍族の解体者》に絆魂を持たせたい場合、それぞれにつき別々のクリーチャーを生け贄に捧げる必要があります。
自動販売機が2台並んでいても、130円では缶ジュース1本しか買えないのと同じことです。
Q2-5:複数の誘発型能力が同時にスタックに乗る場合はどうしたらいいの?
A2-5:まず、アクティブ・プレイヤー(現在のターンのプレイヤー)のコントロールしている能力をそのプレイヤーが好きな順番でスタックにすべて置きます。
そのあとに、そのプレイヤーの対戦相手が同じように能力をスタックに置きます。つまり、アクティブ・プレイヤーの能力が最後に解決されることになります。 ●戦闘フェイズの流れ●
戦闘フェイズはより細かいステップに分かれています。(【】内がステップの名称)
各ステップの開始時、プレイヤーはまず定められた行動を行います。(▼のタイミング)
その後、プレイヤーは優先権を得て、呪文や能力を使えるようになります。(「▽」のタイミング)
戦闘フェイズ中に呪文や能力を使う際には、タイミングに気をつける必要があります。
戦闘フェイズ中に使われることが多い呪文や能力と、それを使うべきタイミングを、以下に具体例を挙げて説明します。
【戦闘開始ステップ】
▼「戦闘の開始時に」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▽
▽(例)クリーチャーに攻撃されないように《アクロスの看守》でタップする。
▽
【攻撃クリーチャー指定ステップ】
▼攻撃クリーチャーを指定する。
▼「攻撃するたび」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▽
▽(例)クリーチャーで攻撃されたので、ブロックするために《跳ねる混成体》を唱えて戦場に出す。
▽(例)クリーチャーで攻撃したら《跳ねる混成体》を出されたので、ブロック指定される前に《残忍な切断》で破壊する。
▽
【ブロック・クリーチャー指定ステップ】
▼ブロック・クリーチャーを指定する。
▼1体の攻撃クリーチャーが複数のクリーチャーでブロックされた場合、アクティブ・プレイヤーはダメージ割り振り順を宣言する。
▼「ブロックするたび」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▽
▽(例)《ラクシャーサの死与え》で攻撃したら3/3のクリーチャーでブロックされたので、戦闘ダメージを与え合う前に+2/+2能力を起動する。
▽(例)《ラクシャーサの死与え》で攻撃したら接死を持つクリーチャーでブロックされたので、戦闘ダメージを与え合う前に再生能力を起動する(再生の盾を作る)。
▽(例)3/3のクリーチャーで攻撃したら2/2のクリーチャー2体でブロックされたので、戦闘ダメージを与え合う前に《残忍な切断》で2/2の片方を破壊する。
▽
【戦闘ダメージ・ステップ(先制攻撃用)】 (先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘に参加している場合のみ行われる)
▼先制攻撃か二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘ダメージを割り振る。
▼スタックを使用せずただちにダメージが与えられる。
▼「戦闘ダメージを与えるたび」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▽
▽(例)2/2先制攻撃で攻撃したら4/4のクリーチャーでブロックされたので、先制攻撃の2点を与えた後《乱撃斬》で更に2点のダメージを与え、破壊する。
▽
【戦闘ダメージ・ステップ】
▼通常のクリーチャーと二段攻撃を持つクリーチャーが戦闘ダメージを割り振る。
▼スタックを使用せずただちにダメージが与えられる。
▼「戦闘ダメージを与えるたび」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▽
▽
▽
【戦闘終了ステップ】
▼「戦闘終了時に」誘発する能力が誘発し、スタックに置かれる。
▼攻撃クリーチャーやブロック・クリーチャーは、このステップの間も攻撃クリーチャー/ブロック・クリーチャーである。
▽
▽(例)《忌呪の金切り声》を唱えて攻撃クリーチャーの数だけ対戦相手のライフを失わせる。
▽
(戦闘後メイン・フェイズへ) ●戦闘に関する質問●
Q3-1:4/3能力なしの《山頂をうろつくもの》で攻撃したら、2/2のクリーチャーでブロックされました。
そこで《乱撃斬》で2/2を除去したんですが、《山頂をうろつくもの》のダメージはプレイヤーに通りますか?
A3-1:いいえ。戦闘ダメージをプレイヤーに割り振れるのは、「ブロックされなかった攻撃クリーチャー」だけです。
いったんブロックされたクリーチャーは、トランプルを持っていない限り、たとえ戦闘ダメージ・ステップの前にブロック・クリーチャーが戦場を離れても、
防御プレイヤーにダメージを与えることはできません。
Q3-2:4/5トランプルの《包囲サイ》で攻撃したら、3/2と2/1のクリーチャーでブロックされました。どのようにダメージを割り振ることができますか?
A3-2:各ブロック・クリーチャーに、順番に「致死ダメージ」(タフネス以上のダメージ)を割り振っていきます。
その上でまだ残っているダメージがあれば、それをプレイヤーに割り振ることができます。
具体例を挙げて説明します。ダメージ割り振り順は、3/2を1番目、2/1を2番目と決めたと仮定します。
3/2に2点、2/1に1点、プレイヤーに1点:適正 …プレイヤーに通るダメージが最大となる割り振り方です。
3/2に2点、2/1に2点、プレイヤーに0点:適正 …敢えて致死ダメージを超過したダメージを割り振っても、それはそれで適正です。
3/2に4点、2/1に0点、プレイヤーに0点:適正 …同上。
3/2に1点、2/1に3点、プレイヤーに0点:不適正 …割り振り順1番目の3/2に、致死ダメージが割り振られていません。(1点不足)
もし攻撃クリーチャーが接死を持っていたら、タフネスに関係なく1点のダメージで致死ダメージと見なされます。
3/2に1点、2/1に1点、プレイヤーに2点:適正 …プレイヤーに通るダメージが最大となる割り振り方です。
3/2に4点、2/1に0点、プレイヤーに0点:適正 …接死の有無に関わらず、この割り振り方も適正です。
3/2に1点、2/1に3点、プレイヤーに0点:適正 …1点のダメージで致死ダメージとなるので、この割り振り方も適正です。
※上記の割り振り方はあくまで一例です。
Q3-3:5/5トランプルの《雪角の乗り手》で攻撃したら、1/2プロテクション(青)の《ゴブリンの群衆追い》でブロックされました。プレイヤーにダメージは通らないのでしょうか?
A3-3:いいえ。致死ダメージを算出する際、実際に与えられるダメージの点数まで考慮する必要はありません。
《雪角の乗り手》では《ゴブリンの群衆追い》に戦闘ダメージを与えられませんが、タフネス分(2点)以上のダメージを割り振れば、それで致死ダメージと見なされます。
そして残りのダメージ(この場合なら最大3点)を、防御プレイヤーに割り振ることができます。
Q3-4:5/7絆魂の《龍王ドロモカ》で攻撃したら、1/1のクリーチャーにブロックされました。得られるライフは何点ですか?
A3-4:5点です。タフネス以上のダメージも、切り捨てられることなくクリーチャーに与えられます。
Q3-5:3/3のクリーチャーで攻撃されたので、1/1のアーティファクト・クリーチャーでブロックしました。
3/3に戦闘ダメージを与えた後で《ピア・ナラーとキラン・ナラー》の能力で1/1を生け贄に捧げ、更に2点のダメージを与えて3/3を倒せますか?
A3-5:いいえ。ブロックした後、戦闘ダメージを与え合い、致死ダメージを負ったクリーチャーが破壊された後でないと優先権は発生しません。
つまり、質問のようなプレイは実行不可能です。1/1を生け贄に捧げたい場合、ブロックした後、戦闘ダメージを与え合う前に生け贄に捧げなければなりません。
そうした場合でも、Q3-1の通り3/3のダメージはプレイヤーには通りませんので、ブロックしたことに意味はあります。
(尚、昔のルールでは同じ状況で3/3を倒すプレイが可能でした。昔のルールを知っている人は混乱しないように注意してください。)
Q3-6:クリーチャーで攻撃されたので、ブロックは行わずに《カル・シスマの風》を唱えてダメージをすべて軽減しました。
攻撃クリーチャーはそれでも「ダメージを与えた」ことになるんですか?
A3-6:いいえ。ダメージが軽減されて0点以下になった場合、それはダメージを与えたとは見なされません。
攻撃クリーチャーが《龍王オジュタイ》のような「戦闘ダメージを与えるたび〜」の誘発型能力を持っていてもそれは誘発しませんし、
攻撃クリーチャーが絆魂を持っていてもライフ回復は行われません。 ●用語に関する質問●
Q4-1:「点数で見たマナ・コスト」とは何ですか?
A4-1:「点数で見たマナ・コスト」とは、カードの右肩に書かれた「マナ・コスト」の合計を数値化したものです。
色マナ(白)や(青)などは1点で、混成マナ(○の中に2つの色マナ・シンボル)も1点で、不特定マナ(5)などは○の中の数字で数えます。
その合計がそのカードの点数で見たマナ・コストになります。
呪文を唱える際に追加コスト・代替コストなどで「唱えるためのコスト」が変化しても、「マナ・コスト」や「点数で見たマナ・コスト」は変化しません。
マナ・コストにXを含む場合、スタック以外ではXは0として扱いますが、スタック上では選ばれたXの値に応じて点数で見たマナ・コストも変化します。
(例)
マナ・コストが(1)(白)(黒)(緑)の《包囲サイ》の点数で見たマナ・コストは4。
マナ・コストが(X)(X)の《搭載歩行機械》の点数で見たマナ・コストは、スタック上ではX+X(例えば、X=2で唱えたならら4)で、スタック以外では0。
マナ・コストが(5)(黒)の《黄金牙、タシグル》の点数で見たマナ・コストは、探査で何枚カードを追放したかに関わらず6。
マナ・コストが(1)(青)(青)の《風への散乱》の点数で見たマナ・コストは、覚醒で唱えたかどうかに関わらず3。
マナ・コストを持たない裏向きのクリーチャーの点数で見たマナ・コストは、スタック上でも戦場でも0。
Q4-2:「死亡」ってどういう意味ですか?
A4-2:「死亡」とは、「クリーチャーが戦場から墓地に移動する」という意味です。移動させる手段は問いません。
《残忍な切断》による破壊、致死ダメージを負ったことによる破壊、タフネスが0以下になったことによる墓地送り、《はじける破滅》による生け贄など何でも構いません。
クリーチャー・トークンが上記のようになった場合も、同様に死亡したことになります。(その後、状況起因処理によって墓地から消滅します。)
「追放」は死亡とは異なります。《完全なる終わり》などでクリーチャーが追放される場合、それは死亡したことにはなりません。
また、戦場に《先頭に立つもの、アナフェンザ》がいる状態では、クリーチャー・カードが墓地に移動する代わりに追放されるようになりますので、
破壊されたり生け贄に捧げられたりしても、やはり死亡したことにはなりません。
(ただし、《アナフェンザ》の能力はクリーチャー・トークンには影響しないことには注意してください。)
Q4-3:「終了ステップの開始時に」の処理を行うのと、「ターン終了時まで」の効果が切れるのは、どちらが先?
A4-3:「終了ステップの開始時に」の方が先です。
戦闘後メイン・フェイズが終わると、まず最終フェイズの終了ステップが始まります。
「終了ステップの開始時に」と書かれている能力は、このフェイズが始まると同時に誘発し、スタックに置かれ、その後でプレイヤーが優先権を得ます。
終了ステップが終わると、次に最終フェイズのクリンナップ・ステップが始まります。
クリンナップ・ステップでは、まず手札が8枚以上ある場合のディスカード処理を行い、クリーチャーが負っているダメージが消え、その後で「ターン終了時まで」の効果が終わります。
例えば、ターン終了時まで+2/+2の修整を受けて、なおかつ3点のダメージを負っている2/2のクリーチャーは、「ターン終了時まで」の効果が切れても、破壊されることなく2/2へと戻ります。 ●キーワード能力・キーワード処理に関する質問●
Q5-1:再生ってよくわからないんですけど。
A5-1:再生とは破壊を1回だけ「なかったことにする」効果です。墓地に置かれたカードを戦場や手札に戻す効果ではありません。
パーマネントを再生する能力や呪文が解決されると、そのパーマネントに1枚だけ「再生の盾」が作られます。
再生の盾は何枚でも重複して作っておくことが可能ですが、ターンが終わると未使用の盾はすべて消えます。
再生の盾を作ったパーマネントが破壊される場合、再生の盾を1枚消費してその破壊を無効にし、与えられたダメージをすべて取り除き、
戦闘に参加していた場合は戦闘から取り除き、そのパーマネントをタップします。
再生でパーマネントがタップするのは効果の一部であってコストではありません。タップ状態のパーマネントも再生できます。
Q5-2:被覆とか呪禁ってどんなことを防げるの?
A5-2:被覆や呪禁は、呪文や能力の「対象」になることを防ぐ能力です。「対象」は、MTGにおいては非常に重要で厳密なルール用語です。
対象を取る呪文や能力には以下の3種類があります。(逆に、これ以外の呪文や能力は一切対象を取りません。)
(1) 「対象とする」と書かれている呪文や能力(《残忍な切断》など)
(2) オーラ呪文(《平和な心》など)
(3) ルールで「対象を取る」と定義されているキーワード能力(装備など)
例えばあなたが《残忍な切断》を唱えて対戦相手のクリーチャーを破壊しようとする場合、それを唱える段階で適正な対象を指定する必要があります。
ですので、被覆や呪禁を持つクリーチャーに対しては、そもそも《残忍な切断》を唱えることすらできません。
また、対象として適正かどうかのチェックは呪文や能力の解決時にも行います。
例えばあなたがクリーチャーに対して《残忍な切断》を唱え、対戦相手がそれに対応して《きらめき》でそのクリーチャーに呪禁を与えたとします。
《残忍な切断》が解決する段階では、そのクリーチャーは呪禁を持ち、《残忍な切断》の対象として適正ではなくなっていますので、
《残忍な切断》はルールによって打ち消されます。(クリーチャーは破壊されません。)
上記の例はオーラ呪文の場合にもあてはまります。《残忍な切断》を《平和な心》に読み替えてください。
では、すでに《平和な心》がつけられた状態になっているクリーチャーが後から被覆や呪禁を得た場合はどうなるかというと、その場合は《平和な心》は外れません。
オーラが対象を取るのは呪文として唱えられている間だけで、一旦ついてしまった後は対象を取らないからです。
尚、《命運の核心》の「すべての」や《大地の断裂》の「各」、《悲劇的な傲慢》の「選ぶ」などは対象を表す言葉ではありませんので、これらは被覆や呪禁の影響を受けません。
Q5-3:プロテクションってどんなことを防げるの?
A5-3:プロテクション(△)には、以下の5つの機能があります。
(1) △の呪文や発生源が△である能力の対象にならない。
(2) △のオーラにエンチャントされない。
(3) △の装備品を装備できず、△の城砦に城砦化されない。
(4) △の発生源からのダメージをすべて軽減する。
(5) △のクリーチャーにブロックされない。
プロテクションには、「呪文や能力の対象にならない」という被覆と同様の機能が含まれています。Q5-2も併せて読んでおいてください。
被覆と異なる点には、例えば次のようなものがあります。
《大地の断裂》は対象を取らない呪文なので、被覆では防げません。
しかしプロテクション(赤)ならば、赤の呪文である《大地の断裂》から受けるダメージをすべて軽減し、ダメージを受けずに済みます。
また、《平和な心》がつけられているクリーチャーに被覆を与えても《平和な心》は外れませんが、プロテクション(白)を与えた場合は《平和な心》は外れます。
プロテクションには「オーラにエンチャントされない」という機能があるからです。
ただし、効果の中にはプロテクションですら防げないものもあります。
例えば、《命運の核心》のような対象を取らない「破壊する」効果や、《衰滅》のような対象を取らない-X/-X修整の効果です。
これらの効果はプロテクションの5つの機能のいずれにもあてはまらないため、プロテクションで防ぐことはできません。 ●コピーに関する質問●
Q6-1:《賢いなりすまし》を《包囲サイ》のコピーとして戦場に出したら、「包囲サイが戦場に出たとき〜」の能力は誘発しますか?
A6-1:はい。「〜として戦場に出してもよい」という選択は、それが戦場に出る直前に行われます。戦場に出てからではありません。
質問の状況では、《賢いなりすまし》は《包囲サイ》のコピーになった状態で戦場に出ます。よって、戦場に出たときの誘発型能力が誘発します。
Q6-2:《賢いなりすまし》を《包囲サイ》のコピーとして戦場に出そうとしたら、それに対応して対戦相手が《残忍な切断》を唱えてきて《包囲サイ》が除去されました。
この場合、《賢いなりすまし》は何のコピーにもなれないんですか?
A6-2:いいえ。「〜として戦場に出してもよい」という選択は、それが戦場に出る直前に、スタックを用いずに行われます。
つまり、《賢いなりすまし》が戦場に出る際、対戦相手が呪文や能力を使えるタイミングは、以下のどちらかしかありません。
・《賢いなりすまし》が何のコピーになるか、あなたが宣言する前
・《賢いなりすまし》が《包囲サイ》のコピーとして戦場に出た後
質問の状況では、《賢いなりすまし》は《包囲サイ》以外の(土地でない)パーマネントのコピーとして戦場に出ることができます。
Q6-3:+1/+1カウンターが4つ乗っている《搭載歩行機械》を《賢いなりすまし》でコピーしたら、コピーの方も+1/+1カウンターが4つ乗った状態になるんですか?
A6-3:いいえ。《賢いなりすまし》が何かのコピーになるとき、基本的にカードに印刷された特性値そのものををコピーします。
(特性とは、カード名、マナ・コスト、色指標、カード・タイプ、サブタイプ、特殊タイプ、ルール文章、パワー、タフネス、忠誠度です。)
呪文・能力・オーラなどで後から足されたパワータフネスや能力、上に乗っているカウンターなどはコピーされません。
質問の状況では、《賢いなりすまし》はカウンターの乗っていない0/0の《搭載歩行機械》として戦場に出ます。(そして、その直後に死亡します。)
Q6-4:土地カードを1枚捨てて《マグマの洞察力》を唱えました。
この《マグマの洞察力》を《紅蓮術師のゴーグル》でコピーする場合、更にもう1枚土地カードを捨てなければなりませんか?
A6-4:いいえ。土地カードを捨てる必要はありません。「呪文をコピーする」とは、「呪文のコピーを唱えることなくスタックに置く」という意味です。
マナ・コストや追加コストなど、唱えるためのコストを再び支払う必要はありません。
Q6-5:《火口の爪》のXを4にして唱えました。この《火口の爪》を《紅蓮術師のゴーグル》でコピーする場合、何点のダメージを与えられますか?
A6-5:4点です。呪文をコピーする場合は、それを唱える際に行なわれた選択も含めてコピーします。
コピーの《火口の爪》も、オリジナルと同じくX=4としてスタックに置かれます。 ●土地に関する質問●
Q7-1:《平地》は白のカードなんでしょうか?
A7-1:いいえ、通常は無色です。カードの色はマナ・コストに含まれるマナ・シンボルによって決まりますが、土地にはマナ・コストがないので色もありません。
ただし、何らかの効果によって色を持つことは有り得ます。
Q7-2:「基本土地」や「基本土地タイプ」ってなに?ショックランドは基本土地じゃないの?
A7-2:カードのタイプ行(カードの絵と文章欄の間の部分)に注目してください。
例えば、《平地》のタイプ行には、[基本土地 ― 平地]と書かれています。
この場合、「基本」が特殊タイプ、「土地」がカード・タイプ、「平地」がサブタイプ(基本土地タイプ)を表します。
例えば、《大草原の川》のタイプ行には、[土地 ― 平地・島]と書かれています。
この場合、「土地」がカード・タイプ、「平地」と「島」がサブタイプ(基本土地タイプ)を表し、特殊タイプは存在しません。
「基本土地」とは、特殊タイプ「基本」を持つ土地のことです。おなじみの《平地》《島》《沼》《山》《森》の5種類がこれに該当します。
(古いカードでは、《冠雪の平地》などの基本氷雪土地というものも存在します。)
「基本土地タイプ」とは、土地が持つサブタイプの一種であり、「平地」「島」「沼」「山」「森」の5種類があります。
紛らわしいですが、基本土地タイプを持っているからといって必ず基本土地であるとは限りません。
例えば前述の《大草原の川》は、基本土地タイプ「平地」と「島」を持っていますが、特殊タイプ「基本」を持っていないため基本土地ではありません。
他のカードとの相互作用を、具体例を挙げて説明します。
《進化する未開地》は「基本土地カードを探す」という能力を持っています。
これは《平地》や《島》を探すことができますが、《大草原の川》は探すことができません。
《溢れかえる岸辺》は「平地カードか島カードを探す」という能力を持っています。この場合、「平地」「島」というのはカード名ではなく基本土地タイプを指します。
つまり、《平地》《島》だけでなく《大草原の川》や《梢の眺望》、《窪み渓谷》なども探すことができます。 ●プレインズウォーカーに関する質問●
プレインズウォーカー(以下PW)は、クリーチャーやエンチャントとは全く別の種類のパーマネントです。
多くの独自ルールが使われていますので、まずは以下のページで概要を確認してください。
http://magic.wizards.com/ja/game-info/story/planeswalkers/how-planeswalker-cards-work
Q8-1:PWを出したターンから、PWの能力を起動できますか?
A8-1:はい。PW能力の起動については、いわゆる召喚酔いの影響はありません。
Q8-2:PWを同じプレイヤーが複数コントロールしていてもいいんですか?
A8-2:はい。コントロールできるPWの数に制限はありません。ただし、「PWの唯一性ルール」というものがあります。
同一プレイヤーが同一のPW・タイプを持つPWをコントロールしているとき、そのうち1体だけを残し、その他すべてをオーナーの墓地に置く状況起因処理です。
(レジェンド・ルールとよく似ていますが、異なるのは参照するのがパーマネントの名前でなく、サブタイプだという点です。)
Q8-3:《ジェスカイの魔除け》で、対戦相手がコントロールするPWに4点のダメージを与えられますか?
A8-3:はい。ただし、「PWを対象に《ジェスカイの魔除け》を唱える」わけではないことに注意してください。
対戦相手を対象に《ジェスカイの魔除け》を唱え、その解決時にダメージを対戦相手からPWへと移し変えることをあなたが選べば、PWにダメージを与えられます。
Q8-4:対戦相手が《真面目な訪問者、ソリン》を出し、忠誠度+1の能力を起動したので、対応して《ジェスカイの魔除け》で4点のダメージを与え、PWに移し替えました。
《真面目な訪問者、ソリン》の忠誠カウンターは0になり墓地に置かれますか?
A8-4:いいえ。PWの能力の忠誠カウンター増減は、その能力の起動コストです。
対戦相手が能力を起動した後、あなたが優先権を得た段階ではすでにカウンターは増えているので、質問の状況ではカウンターは1つ残ります。
Q8-5:では、対戦相手が《真面目な訪問者、ソリン》を出した後、能力を起動する前に《ジェスカイの魔除け》で4点のダメージを与えられますか?
Q8-5:可能性はありますが、きわめてまれな状況でしか起こりえないでしょう。呪文や能力が解決されると、最初に優先権を得るのはアクティブ・プレイヤーです。
つまり、対戦相手が《真面目な訪問者、ソリン》を出した後、最初に優先権を得るのは対戦相手なのです。
そこで対戦相手がPWの能力を起動せずに他の呪文や能力を使ったり、あるいはなにもせずに優先権をパスすれば、
あなたは《真面目な訪問者、ソリン》の忠誠カウンターがまだ4つの状態で《ジェスカイの魔除け》を唱えるチャンスを得られます。
(ですから、そうされないように、PWは戦場に出したらすぐにその能力を起動するのが定石です。)
Q8-6:《弧状の稲妻》を唱え、対戦相手に1点、その対戦相手がコントロールするPWに2点、というようにダメージを分割して与えられますか?
A8-6:いいえ。《弧状の稲妻》はPWを直接対象にできる呪文ではありませんので、PWにダメージを与えるには対戦相手を対象にして唱える必要があります。
そして《弧状の稲妻》は同じプレイヤーにダメージを分割して与えることはできませんので、結局のところ、
プレイヤーにそのまま3点のダメージを与えるか、Q8-3のようにPWに3点すべてのダメージを移し替えるか、という選択しかできません。
(クリーチャーに1点、PWに2点、というような割り振り方なら可能です。)
Q8-7:対戦相手が《ラノワールの荒原》から緑マナを出して1点のダメージを受けました。そのダメージも対戦相手がコントロールするPWに移し変えができるのですか?
A8-7:いいえ。PWへのダメージの移し変えは、ダメージの発生源のコントローラーと、ダメージを受けるプレイヤーが異なる場合にしか選択できません。 ●その他のルールに関する質問●
Q9-1:墓地にある《凶暴な拳刃》を、(2)(青)を支払って手札に戻せますか?
A9-1:いいえ。パーマネント・カードの起動型能力は、通常それが戦場にある間にしか起動できません。
Q9-2:では、《血に染まりし勇者》の能力は、戦場と墓地にそれぞれ《血に染まりし勇者》があるときに起動しないと意味ないのでしょうか?
A9-2:いいえ。カードにそのカード自身の名前が書いてある場合、そのカード自身を指し、同じ名前の他のカードは指しません。
つまり、《血に染まりし勇者》の能力は、自分自身を墓地から戦場に戻す、という能力です。
パーマネント・カードの起動型能力は、通常それが戦場にある間にしか起動できませんが、戦場以外でしか機能しないような能力は例外として扱われます。
Q9-3:《連射する暴君》の能力で、+1/+1カウンターが1つ置かれた2/2のクリーチャー(現在3/3)を生け贄に捧げました。与えられるダメージは2点ですか?3点ですか?
A9-3:3点です。「生け贄に捧げられたクリーチャーのパワー」というのは、生け贄に捧げられたクリーチャーが戦場を離れる直前のパワーを見ます。
墓地に置かれたクリーチャー・カードに書かれているパワーとは関係ありません。
Q9-4:《反逆の行動》で対戦相手の《搭載歩行機械》のコントロールを得た後、そのターン中に生け贄に捧げました。
トークンはどちらのプレイヤーのコントロール下で戦場に出ますか?
A9-4:あなたのコントロール下です。「○○が死亡したとき〜」の誘発型能力は、それが戦場から離れる直前の状態を見てどのように誘発するかが決まります。
《搭載歩行機械》が戦場を離れる直前にそれをコントロールしていたのはあなたなので、死亡時の誘発型能力もあなたがコントロールします。 ●最近よくある質問●
Q10-1:《真面目な訪問者、ソリン》の+1能力を使った後に戦場に出たクリーチャーは、+1/+0の修正と絆魂を得られますか?
A10-1:いいえ。《ソリン》の能力の解決時に、その影響を受けるものは固定されます。解決後にクリーチャーを出しても、それらは影響を受けません。
同じ理屈で、《ソリン》の+1能力の影響を受けている相手のクリーチャーを《反逆の行動》で奪っても、それは相手のターンになるまで+1/+0修整と絆魂を持ったままです。
Q10-2:両面プレインズウォーカー・カードを1枚しか持って無くても、チェックリスト・カードを使えば4枚デッキに入れていいんですか?
Q10-2:いいえ。チェックリスト・カードはあくまで代用品であり、実物もデッキに入っているチェックリスト・カードと同数を用意しておく必要があります。
Q10-3:《ナントゥーコの鞘虫》とエルドラージ・末裔・クリーチャー・トークンを1体ずつコントロールしています。
エルドラージ・末裔を生け贄に捧げ、《ナントゥーコの鞘虫》を+2/+2しつつマナ・プールに(1)を加えることはできますか?
Q10-3:いいえ。《ナントゥーコの鞘虫》の能力を起動してそのコストでエルドラージ・末裔を生け贄に捧げた場合、
《ナントゥーコの鞘虫》は+2/+2されますが、エルドラージ・末裔のマナ能力は起動されていないため、マナ・プールに(1)を加えることはできません。
逆に、エルドラージ・末裔の能力を起動してそのコストで自身を生け贄に捧げた場合、マナ・プールに(1)を加えることはできますが、
《ナントゥーコの鞘虫》の能力は起動されていないため、《ナントゥーコの鞘虫》は+2/+2されません。 ●その他の注意点●
○自分の場、相手の場
MTGにおいては「戦場」(旧ルールでいう「場」)は1つだけです。
1つの「戦場」という領域に、コントローラーの違うパーマネントが存在しています。
「自分のコントロール下」「対戦相手がコントロールしている」と表現しないと誤解を招くことがあります。
○発動
MTGには「発動」というルール用語はありません。
また発動という言葉を使うと、呪文を唱えることなのか、起動型能力の起動なのか、誘発型能力の誘発なのか紛らわしくなりますので、
なるべく正しい用語を使って質問してください。
○スタックする・スタックを作る(組む)
MTGではスタックは領域の名前です。呪文や能力はスタックに置かれ、解決を待ちます。
他の呪文や能力がスタックにある間にインスタント呪文を唱えたりする事は、「対応して」唱えた、などと呼びます。
スタックは常に存在します。空のスタックに呪文や能力が置かれることは、スタックを新しく作る・組むといったことを意味しません。
アクションなのか領域なのか紛らわしくなるのを防ぐため、なるべく正しい用語を使った質問をして下さい。
○テンプレ変更案について
何かテンプレについて意見がある方は>>1と該当する番号にアンカーを張っておいてください。
次スレを立てる際にわかりやすいです。 テンプレここまで。
眠たいからテンプレを前スレのものそのままコピペしてしまった。
次の>>1は最新のスタンのカードとかでテンプレをいじっておいてくれ。 質問です。
霊気紛争の《金属ミミック》は、選んだクリーチャータイプで戦場に出る、で良いのでしょうか?
具体的には
戦場に《ハーダの自由刃》がある状態で《金属ミミック》をプレイし、クリーチャータイプ"同盟者"を選択した場合
ハーダの自由刃に(ハーダの自由刃の能力で)+1/+1カウンターは乗りますか? >>19
乗る
出るに際しなので戦場に出る直前に選びそのクリーチャータイプとして戦場に出る >>19
はい、同盟者として戦場に出すことができます(=同盟者誘発可)
一応、「多相の戦士」でもあります(多相ではない) 質問です。
《歩行バリスタ》が、例えば《僧帽地帯からの援軍》の様な踏み倒しで戦場に出ました。この場合、タフネスが0の《歩行バリスタ》は墓地へ行くと思うのですが、その処理に対応して自身の能力で+1/+1カウンターを乗せ、《歩行バリスタ》を生き残らせることは可能でしょうか?
回答お願いします。 >>22
出来ません
これは状況起因処理というものでスタックに乗らずに処理されるため誰も対応する事は出来ません
詳しくはwikiや総合ルールで状況起因処理について確認お願いします 禁止改定されましたが、新しく禁止カードになったカードは、複数日に跨がるイベントでは初日に使用可能ならそのイベントの最後まで使用可能ですか?
それとも、最終日に禁止カードから初日から禁止カードですか? 質問です。
対戦相手が大天使アヴァシンを唱えました。自分はそれに対して無許可の分解を打ちました。この時、大天使アヴァシンは破壊可能ですか? >>26
場合を分けて回答します
まず対戦相手が大天使アヴァシンを「唱えた時点」で対応して
無許可の分解をキャストした場合、
大天使アヴァシンはまだ戦場に出ていないのでそもそも対象に取れません
次に大天使アヴァシンが解決され戦場に出た後、
その能力が誘発しスタックに置かれたときに対応して
大天使アヴァシンを対象に無許可の分解をキャストした場合、
このときはまだ大天使アヴァシンの能力による
破壊不能の付与が行われていませんので破壊出来ます
最後に大天使アヴァシンの能力が解決された後、
無許可の分解をキャストした場合、
大天使アヴァシンは破壊不能を持っていますので破壊されず戦場に残ります
その後あなたがアーティファクトをコントロールしているなら3点のダメージが対戦相手に与えられます >>27
では、大天使アヴァシンが唱えられ、効果がスタックに乗った後で無許可の分解を唱えると、大天使アヴァシンは破壊可能になるのですね。
返答ありがとうございました。 >>28
結論は同じだが、考え方が違うかな
「大天使アヴァシンは破壊可能になる」のではなくて
「大天使アヴァシンは破壊不能になっていない」 >>29
なるほど、そうですね。この場合でも大天使アヴァシンの効果が無効になった訳ではないので、横にいるクリーチャーは破壊不能となる、ということですよね。 >>30
違います!
アヴァシンも他のクリーチャーも、どれもがアヴァシンによる「破壊不能を得る」を受けていません! あーごめん>>31は勘違い
アヴァシンが戦場を離れた後、アヴァシンの能力は解決されますので
>>30の通りに他のクリーチャーは破壊不能を得ます。 >>32
すみません、自分の書き方が悪かったです。 質問です。
場に「巻きつき蛇」と「歩行バリスタ」が居る時に
スタック1、「歩行バリスタ」の能力で+1/+1カウンターを載せる能力起動
スタック2、対戦相手が「巻きつき蛇」をインスタントで除去
この場合、最終的に載るカウンターの数は幾つですか? 1個
巻きつき蛇の能力は常在型能力による置換効果でそのイベントが起こる際に戦場にいないと機能しません >>34
1つです
巻きつき蛇の能力は置き換えなので、それが戦場にある時のみ機能します ごめんずっとおきかえって素で読んでたw
ちかんこうかねw 最新スレにて無限頑強などに含まれる占術1による無限占術が出来る状態で
ライブラリーをそのまま見ることが出来るかどうかについて以下の回答と
https://twitter.com/testing_box/status/617341840405037057
この回答の後にルールが変わってデッキ全てを見ることが出来るようになったとありました
現在どちらが正しいのでしょうか
ルール内に根拠となる部分はあるのでしょうか
また、仮にの話ですが占術1よりも大きい数字でも基本的には同じでしょうか >>41
ルールが変わったのではなくて裁定が変わったと言っているが
本当に正確に言うと中の人がおぼえ間違えてただけだと思う(リンク参照)
https://twitter.com/testing_urborg/status/638571257177309184
現在は質問箱アカウントも認められていると回答している
http://twilog.org/testing_box/date-160729
認められる根拠はどうやっても「(現)CR719とMTR4.2の範疇であるから」に帰着するはず
もちろん占術2以上でも占術1の時と同じようにカードを動かせば、同じようにライブラリーを見ることができる
(工夫すればループの回数を1/n回程度に減らすことが出来るなど差もある) >>42
ありがとうございます
根拠が気になったのは気づかないうちに何かルール変わっていたか気になったからです
ちなみにtwitterの会話にある占術2による並び替えを省略して任意の順番にする事は可能なのでしょうか 手順としてはライブラリが偶数でなければ可能、現実には遅いプレイで不可能
ループとする場合には回数を指定して結果がどうなるかを明示できなければならない >>44
ありがとうございます
回数が明示出来ないから省略出来ないんですね
答えてくださった方ありがとうございます
勉強になりました 相手のターン、クリーチャーAを搭乗させて密輸人の回転翼機でアタックしてきました
自分がBlessed Alliance / 神聖な協力
を唱えて
・対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは攻撃クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
の能力を使ったのですが相手は搭乗コストを支払ったクリーチャーAを対象に生け贄に捧げました
搭乗の起動コストにしたクリーチャーも攻撃クリーチャーに含まれるのでしょうか? >>46
「搭乗」という単語から乗って攻撃してるように見えるけど
実際は「機体」をクリーチャー化させるためのコストとしてタップする
なので攻撃してるのは「機体」のみ >>44-45
占術2でのソートはその場でソート手順を説明すれば結果と回数を示せる(*)ので、ソートすることについてはショートカット可能
遅いプレイがどうこうというのは物理的に並び替えことに手間取ってはならないという話のはず
(*)
いくつか方法があるが
1特定のカードをライブラリの一番下に置くことが(ライブラリー枚数)回の占術で可能である
2それをそれぞれ別のカードに対して(ライブラリー枚数)回繰り返す
3そうすると下から順に好きなカードをライブラリー枚数分並べることになるので、結果ライブラリー全てを好きな順に並べることになる
とでも言えばいい。この場合、ライブラリー枚数の2乗回 損耗 磨耗のような分割カードの両方を使いたい場合は両方のマナコストを支払うことで唱えることができるのでしょうか? >>52
損耗 磨耗 の場合は1(赤)(白)がマナコストということでしょうか? >>53
それで合ってます
色マナは指定されたものを払う必要があります 明日への探索や破砕で土地を出した場合そのターンに手札から追加の土地をセットすることは可能でしょうか? >>55
破砕がなんの間違いかわかりませんが、明日への探索等で土地を戦場に出すことと土地のプレイは別なので可能です >>56
すみません砕土の間違いでした...
回答ありがとうございます 質問です。
マッドネスの発動するタイミングについてお聞きします。
例えば稲妻の斧を唱える際に、癇しゃくを手札コストとし、その癇しゃくをマッドネスで追放します。対戦相手が稲妻の斧の効果に対して何らかのカードを唱えたいとした時、マッドネスで追放された癇しゃくはどのタイミングで発動できるのでしょうか。 >>59
稲妻の斧を唱える過程で稲妻の斧がスタックに乗り、コストの支払いで誘発したマッドネスは唱える手順が終わった後に稲妻の斧の上に乗ります
対応が無ければマッドネス、マッドネスで唱えた癇癪、稲妻の斧の順に解決されます
あと発動については>>15 >>59
捨てた手札を追放する効果は置換効果(常在型能力)なので即座に解決する
その後、唱えることを許可する効果(誘発型能力)がスタックに置かれる
もしそれに対応された場合、マッドネス呪文を唱えることが出来るのは、スタックに後から積まれたオブジェクトが全て解決されるか打ち消されるか追放されるかしたあとになる
もみ消されたら追放領域から帰ってこなくなるし、呪文を唱えることを禁止されたら墓地に置くことしか選べなくなる
また、何らかの方法で追放領域からそのカードが無くなっていた場合(手札を捨てる事をマッドネス以外の置換効果を適用して追放領域以外に移動したなど)は唱えることはできない >>60>>61
理解できました!
返答ありがとうございました。 霊気装置を指定した金属ミミックと活性機構が場にあるときに、霊気装置を場に出したら活性機構の効果は誘発しますか? >>63
総合ルール121.6より
「カウンターが置かれた状態で戦場に出る」場合も、「置かれたとき」の能力は誘発する
なおMTG wiki「置かれる」の頁にも例と併せて記載されている
http://mtgwiki.com/wiki/%E7%BD%AE%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B 質問です。
反抗する屍術師、リリアナの奥義の紋章について
死亡したクリーチャーが墓地からいずれかの領域に移動した場合でも、
次の終了ステップ開始時には戦場にもどってくるのでしょうか?
(”死亡したクリーチャー”というものは墓地にいる間だけ有効か否かの話) >>65
戻ってきません
領域を移動したオブジェクトとは、別のオブジェクト(「死亡したクリーチャー」ではないもの)として扱われます ごめん訂正
誤:オブジェクトとは
正:オブジェクトは >>65
墓地や戦場からに限らず、他の領域に移動したカードは、
それ以前の記憶を失います(このターン死亡した、という情報を失う) >>66
>>68
なるほど。勉強になりました
ありがとうございます。 : MTGについて質問です
相手がコンバットの宣言をせずにクリーチャーAだけをタップしてきました
そのあとに攻撃前の段階でクリーチャーAをタップする呪文を使おうとしたので処理が巻き戻った後、相手は別のクリーチャーBを攻撃対象として選択できますか?? >>70
できる。
戦闘開始ステップにクリーチャーAがタップされた後、
攻撃クリーチャー指定ステップで対戦相手はクリーチャーBを攻撃クリーチャーに指定できる。
対戦相手がクリーチャーAのみを攻撃クリーチャーに指定しようとしたことはもはや関係がない。 >>72ありがとうございます!!
気になったのでスッキリしました 不屈の独創力で、土地、エンチャント、プレインズウォーカーが公開された場合、
それらのカードは追放されたままになりますか?それとも戦場にでますか?
インスタントとソーサリーは追放されたままですか? >>74
不屈の独創力はカードを公開するのみで以前それらはライブラリーの中にあります
クリーチャーとアーティファクトは戦場に出て、それ以外のカードタイプのカードはテキストに書いてあるとおりシャッフルされます >>74
わかりにくいテキストですが、追放されるのはアーティファクトかクリーチャーカードのみです。
他のタイプのカードは追放されず、公開されるだけです。
また、仮にインスタントかソーサリーが戦場に出ようとする場合、それは戦場に出ません。(CR110.4) 屑鉄さらいでゼロマナのアーティファクトが戦場を離れた時には何も回収できないでおけ? CMC0未満のアーティファクトは存在しないんでその通りです word of commandで対戦相手のヤヘンニの巧技を唱えた場合
そのまま3マナ以下のスペルを唱えさせるところまで出来ますか? 倍増の季節、巻きつき蛇、ゼンディカーの代弁者ニッサをコントロールしています
ここでニッサの−2を使った場合、巻きつき蛇に乗るカウンターの数は何個になるでしょうか
また計算式としては
(1+1)×2=4
1×2+1×2=4
1×2+1=3
のどれが正しいのでしょうか? あ、すみません自己解決しました
置換効果なのでコントローラーが順番を選べるんですね
だから自分に有利な(1+1)×2=4 にすればいいと
スレ汚し失礼しました >>80
できる
Word of Commandで唱えさせた呪文の解決中はそのプレイヤーをコントロールするので、そのプレイヤーの手札を見て3マナ以下のカードを唱えさせることができる
ただし当然ながらそのカードの解決中はそのプレイヤーをコントロールはしない
ちなみに、土地のマナ能力しか起動できないという制限はWord of Commandが直接唱えさせるヤヘンニの巧技についての制限なので、ヤヘンニの巧技で唱えるカードにその制限はない >>83
ありがとうございます
ちなみにその3マナ以下の呪文が、魔除けのような
モードを持つものだったり、対象を指定するもの立った場合
どこまでを、word of commandを唱えた側が決定出来ますか? 質問お願いします。
大天使アヴァシンの変身タイミングは次のアップキープ開始時になっていますがこれは次の「自分の」アップキープ開始時なのでしょうか?それとも相手のアップキープ開始時も含まれるのでしょうか? >>85
プレイヤーの指定がないので、とにかく次に迎えるいずれかのプレイヤーのアップキープ開始時となります
相手やチームメイトのアップキープも含まれます >>84
唱えるとはモードやコストの払い方の選択と支払い、対象の決定の全てを含みます
唱える間あなたが対戦相手をコントロールしているので全ての選択をあなたが行えます >>74です
>>75、>77ありがとうございました >>87
ありがとうございます
コストの支払い方まで決めることが出来るということは
例えばバラルの巧技をcommandしたときに、同時に手札にあった暴露を
他の黒カードを追放するコストの方で唱えることも可能でしょうか
更にその追放する黒カードはバラルの巧技でバウンスしたカードでも行けますか? >>89
代替コストは二重に適用できない
マナコストを支払わずに唱えることは代替コストなので手札の黒のカードを追放する支払い方は選択できない >>90
ありがとうございます
ということは>>83さんが仰る、唱える方の呪文は
土地以外のマナも使用できるというのは
サリアなどでコストが増えているときにのみ
金属モックスなどのマナでも支払えるという意味で
暴露自体に4マナを支払わせたり、ピッチで打ったりは
出来ないということでしょうか 質問です。
巧技サイクルの、〜以下のコストの呪文を唱えることが出来るの効果で、怒涛持ちの呪文を怒涛コストで唱えることは出来ますか? >>91
そういう意味。総コストにマナの支払いが含まれている場合のみマナ能力の起動が認められるので、サリア等の効果が無ければマナ能力を起動することもできない。
>>92
>>90と同じように怒濤は代替コストなので「マナ・コストを支払わずに」と同時に適用できない。 >>92
マナコストを支払わずに唱える、怒涛コストで唱えるはどちらも代替コストなので同時に適用できません >>92
>>90の通り、代替コストは一つの呪文に一つしか適用できません。
怒涛コストは代替コストの一種であるため、上記と同様に不可能です。 相手はカウンターが1つの氷の中の存在をコントロールしています。
相手のターンで相手がインスタント、またはソーサリーを唱え、氷の中の存在の誘発型能力がスタック乗った際に対応して氷の中の存在に除去を唱えた場合、氷の中の存在は変身もせず墓地に行く、という処理は正しいでしょうか? 質問です。
ピアの革命が置かれてる状態でボーマットの急使を自身の効果で生け贄に捧げました。
この時、ピアの革命とボーマットの急使どちらが先に解決されますか? >>100
ありがとうございます。
ピアの革命とボーマットによるキャントリップはやはり叶わないか・・・ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています