ええ、まさかこんなことになるとは思ってもみませんでした。
わたしの久美子がAVデビューをするなんて。わたしの久美子
とはいっても、それはわたしの勝手な願望であっただけです。
しかし、わたしよりも若い男達に弄ばれる久美子。いつもの
難しそうな顔をしながら喘ぐ久美子。男達の迸る汗、本気汁。
まさか、まさかと、わたしの想像の中にあったただけの筈の
久美子の絶叫。その声の音は、現実が幻想を凌駕し、幾度と
幾度果てれば済むことなのか。
もし次回作があるのなら、久美子は更なる高みへとわたしを
導くことでしょう。