●押し順リプレイについて
 リプレイの押し順に関しては
 ・取りこぼさない配列
 ・押し順制御数分の図柄組み合わせと内部フラグ
 この2つが必要。
 逆に言えば、以上2つの条件さえクリアすればあとはほぼ自由自在。
 ただしシミュ神は「以後の期待値がより高くなる方」のリプレイを的確に揃えてくると思われ
 RT突入・RTパンク用共に何がしかの別のシミュ対策をする必要がある。

●こぼし目の押し順制御について
 小役やsinの取りこぼしで出現するこぼし目も制御数分だけフラグを用意すれば押し順制御が可能。
 押し順リプと違いこぼし目RTそのものがシミュ対策を兼ねる。
 一時期は5号機RT用最終兵器かとも思われたが、システム上目押しが必要となるため
 現在は目押し不要な押し順リプ方式にその座を奪われつつある。

●フリーズについて
 2008年3月の解釈基準変更でフリーズ(演出用の待ち時間)に関しては大幅に緩和された。
 あくまで単なる「演出用待ち時間」であるため、抽選確率や制御に影響を及ぼすことはできないが、
 2013年秋に出されたエウレカセブン2で擬似的なゲーム(ボーナス図柄揃い)を再現するなど、
 一般遊戯中に似せたものを搭載することは可能である。

 発生条件等に関してはメイン基板の容量が許す範囲であればほぼフリーダム状態となっていたが、
 (但し、通常遊技と全く同じような制御を行うことは不可とされている模様で
 リールを完全に停止させず小刻みに振動させる、停止位置が微妙に異なるなどの差異を設けている)
 2014年9月16日以降の型式試験より、「遊技の結果を誤認する演出」を規制する通達がなされ
 フリーズを用いた擬似遊技(通常ゲームと見間違えるようなもの)は規制の対象となった。

 よく勘違いされるが、フリーズ動作を司るのはメイン基板側でありサブ基板は動作に合わせて
 映像や音声を流しているにすぎない。

 「検定神はフリーズが多発しても気にせず打つ」 (であろうという推測)を利用した
 「最も期待値の高い打ち方は別に存在するが、それを打ち手が店で実行する事をロングフリーズで阻む」
 という実射封じ案があるが、間違えて変則押しした場合何十分も台が稼動不能になるなど問題も多く
 非現実的である。

●擬似リールについて★修正★
 2014年に出された輪廻のラグランジェ以降、サミー系列から出されている機種に1リールのみ
 擬似リールにして消灯や制御の変化など演出の幅を広げるという試みがなされている。
 (本物のリールは右端の小窓にある)
 擬似リールであるため、規則の図柄種類の上限や滑りコマ数、図柄の制約などには制限されず
 出目や演出などで実リール機との差別化を図ることができる
 但し、実リールと完全に同期して停止位置の補助となる機能を設けることは不可とされているので
 僅かであるが実リールや他の中右リールとの回転速度は異なる
 また、小役図柄も実リールとのものと細かな差異(色違い・模様違い)が見られる