●5号機の型式試験について

 「設定の数」×「ボーナス時の掛け枚数パターン」×「通常時の掛け枚数パターン」
 これらを、シミュレーション試験と実射試験でそれぞれ17500Gずつ行う

 ※全てのパターンで1つでも出玉率や役物比率で規定を超えると即却下
  そのため、設定数を減らしたり掛け枚数を固定することで、検査時の暴れによる失格をある程度抑えることができる
   例)設定2種類で通常時3枚掛けのみ、ボーナス中1枚がけのみなら2×1×1×2で4回
     設定6種類で通常時2枚と3枚、ボーナス中1枚と3枚なら6×2×2×2で48回

●出玉率
 型式試験の検査にて、以下の出玉の上限、下限を超えると不適合となる
            |短期間出玉率(400G)|中期間出玉率(6000G) | 長期間出玉率(17500G)
 ―――――――┼―――――――――┼――――――――――┼―――――――――――――――――――――
 シミュレーション試験....|300%未満        |150%未満          |120%未満
 ―――――――┤                  |                    ├―――――――――――――――――――――
 実射試験      |                  |                    |55%以上
 ―――――――┴―――――――――┴――――――――――┴―――――――――――――――――――――
  (計算上リプレイは揃ったゲームのout0 次ゲームはin0として扱われる)

●役物比率
 出玉における「役物作動中」の払い出し枚数の比率が、任意の6000Gで以下の2つを越えれば不適合となる
 役物作動してない場合の役物連続作動装置中の払い出しは含まれない点に注意 

  @第1種特別役物(RB中の払い出し枚数、1種BB作動中のJAC中払い出し枚数の合計)が6割以下
  A第2種特別役物(CB中の払い出し枚数や、2種BB作動中のCB中払い出し枚数の合計)やSBなどを搭載している場合、
  @を満たしつつ、全役物中(RB,CB,SB)のの払い出し枚数の合計が全体の7割以下

 これにより小役を削ってボーナスを多くする事が難しくなったが、ボーナス確率を極端に低くすることは可能(非搭載も可)
 二種BB搭載すると一種BBの獲得上限が下がるが、ボーナスでの出玉割合を増やせるという利点が生まれる

※連続役物作動装置作動中で非役物中の小役の扱い
 マニュアルJAC(BB中にJAC図柄が揃う)、マニュアルCB搭載機種の場合、JACやCB中以外の
 小役に関しては、役物ではないので役物比率には含まれない