Q.純増の限界って?
A.15枚とRBを重複させた時にシミュがRB優先で揃える、という条件付きで
  AT純増理論値は今のところ+3.75枚/G。
  ART純増理論値は「通常時小役全取得で機械割120%」かつ「15枚以外全部リプのRT」の条件の時で
  約+2.4枚/G(ミリオンGODの純増期待値)15枚役成立確率がおよそ1/5
  これが特殊な手段を用いない場合であればおそらくFA。

 上記のギャップCTを用いた例では、バジリスクUが約2.7枚/G、
 ゼロボAT機種は、市場に出ているものの最高値は3.0枚/G
 理論上、ゼロボAT機種の試験通過の上限は約3.7枚/Gぐらいまでとのこと

 しかし自主規制によりART・ATの上限が3.0枚/Gまでと取り決められたため、
 市場に出る機種の純増に関してはここで頭打ちとなっている。
 
★現在色々な手法は研究中
 ゼロボ仕様における弱点は役物比率とシミュ長期を同時に満たさないといけない部分
 必然的にシミュレート試験における非役物中割合が激減することから
 役物取得される回数のブレをを考慮にいれないければならない

 前述のアクセルATは、AT役のフラグ数を増やせば理論上純増10枚/Gを超えることも
 可能とは言われているが現実的ではない

 (2016/3/17追記)
 リノNGTCCにおいてアクセルJACを用い、コイン増加区間をボーナス中に限定することで
 純増5枚程度を実現している。

Q.リプレイが0in0out1Gなのはわかったけど何が困るの?
A.例えば10Gでリプリプ9枚役リプリプリプリプ9枚役リプリプの場合
  0in0out1Gで計算すると10Gでの機械割は6in18outで300%
  3in3out1Gで計算すると10Gでの機械割は30in42outで140%
  他にも10Gでリプハズレリプリプハズレ6枚役リプリプリプリプの場合
  0in0out1Gで計算すると10Gでの機械割は9in6outで66.666…%
  3in3out1Gで計算すると10Gでの機械割は30in27outで90%

  これでお分かりのように0in0out1G計算では機械割は100%からより離れた数値になる
  メイン役が9枚のART機種でハズレや少枚役がそれなりの確率で成立するのはこのため
  しかしメイン役が10枚以上でハズレが少ない機種(バジリスク初代・U、北斗F、夜王、シンデレラブレイド等)は
  どうして通ったのか謎と言われている

Q.最近有効ラインが1ラインの機種が多いのはどうして?
A.5号機の規則(1)ロ(ワ)にて、入賞に係る図柄組合せの数が決められており、
 全ての図柄組合せ(21^3=9261)の11%(1019以上)〜40%(3704以下)の範囲である必要がある
 各リールに5図柄ずつあっても、5^3=125組合せしかないため、結構な数の組合せが必要で
 通常の5ライン有効の機種だとチェリー等の「ANY」が含まれる役を設ける必要があった
 そのため、配列組むのも面倒でART等の副役もできることが限られていた
 ましてやゼロボAT機種のように、常に成立してるボーナスフラグを入賞させない事などほぼ無理だった

 しかし、有効ラインが1ラインとする事で見た目は同じベル揃いでも、平行揃いと斜め揃いでは
 実際に入賞する図柄を変えることができ、図柄の組合せ数も稼ぐことができる
 上段ベル=125、中段ベル=125、下段ベル=125、右下がりベル=125、右上がりベル=125で
 (※見た目ベル揃いに見えるが、入賞ラインは別図柄)
 ベルだけで625組合せとなり、スイカやチェリーなどの他役でも同様の事をすれば達成することができる
 そして、ANYを含まない役だけで上記範囲に収められるのでボーナスフラグの誤入賞も
 防ぐことができるようになり、現在のセロボATのシステムも確立することができるようになった
 1ラインART・AT機種の実際の配当表が煩雑なのはこのような経緯があるためである