カンガルーは人類よりも進化的に先を行く存在だった⁈

 カンガルーは人類よりも進化の先を行く存在なのかもしれません。

 イギリス自然史博物館(NHM)の研究チームは、カンガルーやコアラを代表とする「有袋類(ゆうたいるい)」が、ヒトを含む他の哺乳類よりも進化的に先を行っている可能性があることを発表しました。

 専門家らはこれまで、袋の中で子を育てる有袋類を”卵生の哺乳類(カモノハシやハリモグラ)”と”胎生の哺乳類”の中間に位置づけ、「人類よりも原始的(primitive)な存在だ」と考えてきました。

 しかし今回の研究では、哺乳類の共通祖先から最も進化幅が大きかったのは有袋類であることが判明したのです。

 研究の詳細は、2023年4月28日付で科学雑誌『Current Biology』に掲載されています。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

ナゾロジー 2023.06.01
https://nazology.net/archives/127093