そういう得体の知れない言葉がある日突然流行し始めたら、
これは何かの企みが働いているなと疑って然るべきだが、誰も疑う者もおらず、
当たり前のように子供から老人までろくろくその意味も判らないままその言葉をぶん回しているというのが現状だろう。
それに反対するのは遅れた劣った人間だというそれこそ同調圧力と言うべき空気が醸成されていることを誰も言わない。
環境問題やLGBTもそうだが、空気に支配されるのは何も日本人だけの特技であるというわけじゃない。
空気による支配、それがファシズムの本質であり、何に関してであれそれこそがファシズムそのものだと言っても過言じゃない。
ファシズムとは何もヒトラーのような軍服を来た指導者の元でしか起こらないというものじゃない。
ファシズムは日常の空気によって醸成されるものだ。それは軍事に限ったことではなく、軍事以外の何にいても起こり得るものだ。