ハトを食べる東欧の巨大ナマズ、西欧で在来魚の脅威に

■激減するタイセイヨウサケなどの回遊魚に追い打ちか、研究者が警鐘

 フレデリック・サントゥール氏が、ヨーロッパ最大の淡水魚の貪欲な食性を初めて目にしたのは、南フランスの町アルビにある中世の橋の上でのことだった。

 眼下を流れるタルン川に浮かぶ小さな島を、ハトが歩き回っていた。
 ハトは、砂利に覆われた川岸近くを泳ぐ巨大なナマズの群れには気づいていないようだった。
 突然、1匹のナマズが水から飛び出し、陸に乗り上げてハトを捕まえた。
 ハトの羽が舞い散った。
 ナマズは口にハトをくわえ、のたうちながら川に戻って行った。

 「シャチが浜辺に乗り上げてアザラシを捕まえることは知っていましたが、魚がこうした行動をとるのは見たことがありませんでした」と、フランスのトゥールーズ大学の魚類生態学者であるサントゥール氏は話す。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

ナショナル ジオグラフィック日本版 1/22(金) 18:34
https://news.yahoo.co.jp/articles/060978a70dc609349d1440d6a0c83c9050cc8d72