自然免疫の段階で、「正常な」免疫細胞ばかりで、それなりの数があれば、獲得免疫の
メカニズムにおいても「暴走族」を、なるだけ減らすことができるが、これには、健康な
時に、自然免疫を充実させる必要がある。

保母さんには帯状疱疹が少ないのは、健康な時に子供の水ぼうそうウイルスまみれの中で
仕事をしているからであり、他のウイルス性疾患でも同様な傾向が予想される。

健康な時に自然免疫を獲得しておけばよいのであるが、これは、「集団免疫」の考え方にも
通じており、新型インフルの時はうまくいったが、今回、米国ではドツボにはまった。