万有引力は電磁気力で説明できる

 ニュートンは、万有引力が起きる仕組みについての検討・考察を行っており、
「重力というのはエーテルの流れが引き起こしているのかも知れない」と考察した。

エーテルは、主に19世紀までの物理学で、宇宙空間を満たしている、
光が伝播するために必要だと思われた媒質を表す。

現在では、宇宙空間は99.99999・・・・%以上のプラズマで満ちていることが
確認されている。 

プラズマは、宇宙空間で自己組織化による濃淡があり、電気を発生させることが観測
されている。(ビルケランド電流) 
電気が発生すると、必然的に電磁気力が発生する。


ニュートンの時代のエーテルを現代のプラズマに置き換えると、
ニュートンは、万有引力が起きる仕組みを、電磁気力と考察したことになる。

電磁気力は、重力の約10の40乗倍も強い。

太陽は、プラズマ球であるので、強力な電磁気力を発生させる。
太陽の引力は電磁気力ということになる。


宇宙物理学は、現在、重力宇宙論が主流であるが、重力ではなく電磁気力で
宇宙を再構築する試みが存在する。プラズマ宇宙論、電気的宇宙論である。

プラズマ宇宙論は、観測結果と矛盾する重力宇宙論を延命させるために考え出された、
辻褄合わせのダークマターやダークエネルギーを仮定せずに宇宙の構造を矛盾無く
説明できる強みがある。