0001しじみ ★
2019/03/16(土) 00:15:58.18ID:CAP_USEROrigami Robot Gripper https://youtu.be/byqGFH6AZuk
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)は3月14日(現地時間)、つかむ物に合わせて円すい形のグリップ部分が伸縮する「Origami Robot Gripper」を発表した。「マジックボール」と呼ばれるボール状の折り紙の構造を参考に開発したロボットハンドで、りんごやワイングラス、南京錠、スマートフォンなど、さまざまな形状の物体をつかめる。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball.jpg
折り紙構造のロボットハンド
マジックボールは、長方形の紙に細かい折り目をたくさん付けてたたむことで、伸縮可能な球体を作る折り紙の作品。ロボットハンドのグリップ部分にマジックボールの構造を参考にした骨格を取り付け、ゴム風船や薄い布で覆った。
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball2.jpg
https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/am1535_magicball3.jpg
グリップ部分の構造(YouTubeで公開している動画より)
つかみたいものにグリップ部分をかぶせ、内蔵した真空装置で内部の空気を抜くことで、吸うように持ち上げられる。実験では、4ポンド(約1.81キロ)以上のボトルを傷つけることなく拾えたという。
YouTubeで公開している動画
Origami Robot Gripperは米ハーバード大学のヴィース研究所との共同研究。同大学のロバート・ウッド教授は「ロボットハンドの構造の特徴は単純であること。必要に応じて新しいグリップをすぐに試作できる」とコメントしている。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1903/15/news127.html