2018/10/13
海底地滑りで津波発生か インドネシア、東北大調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3646092013102018CR0000/
インドネシア・スラウェシ島で起きた地震について、東北大の災害科学国際研究所は、仙台市で11日に開いた現地調査報告会で、
揺れに伴って海底で起きた地滑りが津波を引き起こした可能性があるとの見方を示した。国内でも同様の津波が起き得るといい、
今回の発生メカニズムを詳しく調べる。

今村氏によると、今回の地震は断層が水平方向にずれる「横ずれ型」。シミュレーションなどの結果、大津波を直接引き起こすとは
考えにくく「地震をきっかけとする海底地滑りで、海面が変化して津波が起きたのではないか」と分析した。
海底のプレート(岩板)境界で起きた東日本大震災とは異なり、海底地滑りで起こる津波は局所的で、陸地への到達時間が
非常に短いのが特徴だ。今村氏は駿河湾や富山湾などで発生する可能性に言及。「本格的な調査で仕組みを探り、
国内での対応も考えていきたい」としている。
インドネシア国家災害対策庁の発表では、スラウェシ島を襲った津波は最大11.3メートル。死者は2千人を超え、
行方不明者も多数いるとみられる。


2016/04/22
「中央構造線」列島横切る巨大断層
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO99946320R20C16A4TJN000/
2018/05/26
空飛ぶ地質学者、大断層・糸静線の巨大露頭発見
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO30988600V20C18A5L61000/

2018/10/14付
糸魚川の北部の岩盤境界なし 産総研と名大
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36413900S8A011C1MY1000/
産業技術総合研究所と名古屋大学の共同研究グループは、新潟―静岡に延びる断層「糸魚川―静岡構造線」の北端部分は、
ユーラシアプレート(岩板)と北米プレートの境界ではないとする調査結果をまとめた。
日本列島周辺では、東日本大震災を引き起こした日本海溝や、大地震が想定される南海トラフなど多くの海のプレート境界が知られる。
陸地のプレート境界については不明な点が多…

2018/09/19
日本を分断する糸魚川−静岡構造線最北部の謎が明らかに
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2018/pr20180919_2/pr20180919_2.html
ポイント
日本列島の成り立ちを知る上で重要な糸魚川−静岡構造線の最北端にあたる地質図幅を完成
糸魚川−静岡構造線の最北部付近では100万年前以降の急激な隆起活動があった
「糸魚川」地域にはプレート境界は存在しない