(CNN) 米バージニア州の水族館が、
タコの赤ちゃん誕生の瞬間をとらえた映像をインターネットで公開し、魅了される人が続出している。

マダコの仲間、ウデブトダコの赤ちゃんは6日午後、バージニア水族館・海洋科学センターで誕生した。
この瞬間の映像が公開されると、翌日のツイッターはファンの感嘆の声であふれ返った。

白い卵嚢(らんのう)を破って飛び出したタコの赤ちゃんは、
透き通った白色から茶色がかった色へと、瞬時に変色している。

同水族館の広報は変色の理由について、「孵化(ふか)のストレスで色素細胞が燃焼したか、
あるいは身を守るためにカムフラージュする瞬時の本能に関連しているのかもしれない」と説明する。

色が変わるのはタコの生まれながらの習性だという。
「タコには電気パルスを使って細胞を開閉する専用の筋肉があり、これで自分をカムフラージュできる」と、
魚類や無脊椎(せきつい)動物に詳しい学芸員のジュリー・レバンズ氏は述べる。

誕生した赤ちゃんは順調に生育中。名前は未定だという。

ツイッターで公開された誕生の様子。

関連URL
https://twitter.com/VAAquarium/status/961230569525907456

画像マダコの仲間、ウデブトダコの赤ちゃん
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/02/09/39e2f39fe1bf36f576834841f071a858/octobabies-1.jpg

CNNニュース
https://www.cnn.co.jp/fringe/35114523.html