◆「日常的にNTRを行う恋人同士はどんなカップルよりも信頼関係が強い」 研究者らが主張

パートナーが他の人と性行為に及ぶことに性的興奮を覚える「寝取られ(NTR)」という行為。
これは本来、大変恥ずべきものだと考えられてきました。
しかしNTRはカップルの絆を育むため、大変良いことだと主張する研究者もいます。

米ボール州立大学のジャスティン・J・リーミラー助教授は、数千人の米国人男女に対して聞き取り調査を実施。
すると男性の58%、女性の33%が「寝取られ(NTR)」に興味を持っていることを突き止めました。

「NTRを許容するには、カップルは自分が恥ずべきだと感じる欲望や趣味を互いに共有しなければなりません。
これはより密接な信頼関係を育む第一歩となるでしょう」と語るのは、臨床心理学者のデイビッド・レイ博士。
「今まで何組ものカップルを見てきましたが、日常的にNTRを行う恋人同士はどんなカップルよりも意思疎通がとれていました」とも付け加えています。

NTRは今や同性愛者の間でも広まってきています。
そこで研究者らがゲイ男性580人を調査したところ、NTRを叶えたゲイカップルほど肯定的な体験談を語る傾向にあることが判明しました。
「寝取られという行為自体が良いとか健全とか言うのではなく、相手の性的趣向を受け入れる過程で、会話が増え、互いの関係性や絆が深まっていくのです」とレイ博士は指摘しています。

ユルクヤル、外国人から見た世界 2018年01月31日
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