国内初の害虫、長野で確認=野菜生育に被害−農水省

農林水産省は1日、長野県原村の畑で、ブロッコリーやカリフラワーなどアブラナ科の野菜の生育に大きな被害をもたらす病害虫「テンサイシストセンチュウ」を確認したと発表した。国内で見つかったのは初めて。同省は「人畜には無害で、この虫が付いた野菜を食べても健康を害することはない」としている。
 
この害虫は、韓国や中東、アフリカ、米国などに分布している。国内への侵入経路などは不明。土壌を介して広がるため、農水省は長野県と連携し、害虫が見つかった畑の土を消毒するなどまん延防止策を徹底する。
 
原村の農家がアブラナ科の野菜の生育不良に疑問を持ち、専門家に連絡。植物防疫所(横浜市)が調べたところ、テンサイシストセンチュウと確認されたという。(2017/09/01-19:20)

▽引用元:時事ドットコム 2017/09/01-19:20
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017090101157&;g=eco

▽関連
<農林水産省>
テンサイシストセンチュウの確認について 平成29年9月1日
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/170901.html
テンサイシストセンチュウとは
http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/syokubo/attach/pdf/170901-1.pdf
<長野県>
原村の一部のほ場においてテンサイシストセンチュウの発生を確認しました。長野県(農政部)プレスリリース平成29年9月1日
http://www.pref.nagano.lg.jp/nogi/happyou/20170901press.html