>『ファンタシースターオンライン2』(以下、『PSO2』)エグゼクティブプロデューサーの里見です。

>現在、エピソード6ディレクターである吉岡哲生の方針に関しまして、
>様々なご意見を頂いており、エグゼクティブプロデューサーである酒井よりご説明いたします。

>まず、『エピソード6ディレクターである吉岡哲生に、現役プレイヤーとしては不可解な点がある』とのご意見ですが、
>先日の生放送の場での『シオンユニットを、この機会に2セット、3セット』という発言に関しまして、
>運営としましては、吉岡哲生の想定しているドロップ率から大きく掛け離れていたものと認識しています。
>吉岡哲生は現在、多忙であり『PSO2』のプレイを止めてはいないものの、ログインすることはあまり無い状態にあります。
>そのため、緊急クエスト『悲劇を願う破滅の虚影』のドロップ率を正確していなかったことによる発言であるとの結論に至りました。

>続いて、4Gamer様に掲載されております吉岡哲生のインタビューの一部におきまして、
>『特定の他社のオンラインRPGタイトルを長らく遊んでいた』という発言に関しましても、
>『時系列に無理があるのではないか』、または『特定タイトルのノウハウが全く確認できない』などの厳しいご意見を頂いており、
>こちらのインタビューの内容につきまして、吉岡哲生に説明を求めたところ『1ヶ月ほど遊んでいた』との回答があり、
>運営としましては、『長らく』と述べるには不適切であり、誤解を招く表現であったと認識 しております。

>また、『エキスパート』に関しても、様々なご意見を頂いておりますが、
>運営としましては、あくまで『オンラインRPG』の継続を望んでおり、これからも続けてまいります。
>そのため、エピソード5の時点では『アクションゲームのエキスパート』ではなく『オンラインRPGのエキスパート』にするために、
>パーティで条件を満たすことが前提でありつつも、慣れる期間を繋ぐものとしてソロの方々でもクリア可能と思われるものも用意させていただきました。

>オンラインRPGは、複数人で協力して遊ぶゲームであり、以前にシリーズディレクターである木村からもご説明しましたが、
>里見としても、コンテンツの攻略に必要なメンバーをシステムがフォローしてしまうのは、レアアイテムの配布に等しいものという認識です。
>協力して遊びやすい環境を目指す方針に変わりはありませんし、ソロで攻略することを否定するものではありませんが、
>コミュニケーションに長ける方のアドバンテージを損ねる、あるいはソロを強制するのでは、オンラインRPGとして本末転倒であり、『PSO2というタイトルを継続させる理由は無い』と、指導しております。
>もちろん、今後もソロで攻略可能と思われるコンテンツの追加はありますが、それらをソロ限定にするという方針は現在の運営にはありません。
>運営としても、オンラインRPGの範疇を逸脱するアップデート、あるいは『エキスパート』の方針、条件を二転三転とさせる行為は、許容できないとの結論であり、
>吉岡哲生に対しまして、オンラインRPGとしての、ユーザーが安心して遊べるアップデートを行うようにと、指導を行いました。

>この度は、運営サイドの意思疎通の不手際により、ユーザーの皆さんに大きな不安を与えてしまう結果になったことを、
>エグセクティブプロデューサーの里見より、深くお詫び申し上げた上で、オンラインRPGとして、より多くの皆さんが『楽しんで』遊べるものを、
>再び楽しんで遊んでもらえる状態を目指し、更にユーザーの想定を上回る体験の提供を目指して参りますので、エピソード6ディレクターの吉岡哲生共々、今後ともよろしくお願いいたします。