http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/1029728-3.html

今日僕が基調講演で言ったとおり、PS3は一時代を作った素晴らしいハードなのです。
僕たちが「FFXIV」を立て直し、新生するに当たって、PS3版がなければここまでは到達できなかったと思っています。

敬意を払うというのは、全然嘘でもなんでもなくて本心なのです。
しかし、ここまで献身的にサポートして下さったSIEさん自らも「次のジェネレーションであるPS4に全力です」ということであれば、
むしろそのPS3で培ったノウハウや精神をしっかりPS4版でさらに昇華させましょう、というのが両社で出した結論です。

――その説明にはかなり時間をかけられていましたね。
会場全体の雰囲気としては、やっと厄介者のPS3がいなくなるみたいな雰囲気があったなかで、
静粛に話を聞いてみたいな感じでPS3をちゃんとリスペクトするみたいな感じで。

吉田氏: 実際リスペクトしていますし、少なくなったとはいえ、PS3版で楽しく遊んでくれている人たちはたくさんいるのです。
僕は今日その人たちに「ごめんなさい、もっともっとゲームを楽しくするためとは言え、4.0が発売されると、PS3版では遊べなくなるということを言わなくてはいけない。
キャンペーンなどで最善は尽くすにせよ、個人の出費のなかでPS4というハードを買っていただかないと遊べなくなってしまう。
みんなでPS4版へ行こうぜ!とは言えたとしても、会場の「イエー!」は僕の感覚とはちょっと違うのです。
でもそれは、良い悪いの話では無く、ひとつの時代の区切りが来るということ。だからしっかりお話ししておきたかったのです。