2022.10.21 Fri posted at 10:35 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35194959.html

インドネシア保健省は19日、咳(せき)止めシロップや液体治療薬に有害成分が含まれている可能性があるとして、全製品の一時的な販売禁止に踏み切った。同国では100人近い子どもが死亡し、急性腎不全の症例が急増していた。

当局は有害成分が混入した疑いのある未登録の医療用シロップについて調査しており、この調査が完了するまで販売禁止を継続する。

保健省広報によると、6歳未満の子どもを中心とする死亡例99例と、急性腎疾患の症例206例が調査の対象となる。

同省は一時的な措置として、液体の治療薬やシロップを処方しないよう医療機関に要請。ドラッグストアに対しても、調査が完了するまで処方箋(せん)が不要な液体の治療薬やシロップの販売を全て見合わせるよう要請した。

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