2020-02-12 09:30
https://www.swissinfo.ch/jpn/武器輸出_スイスの武器-紛争当事国で使われているのはなぜ-/45552076

最近の複数の報道で、スイス製の武器が紛争当事国のイエメンやサウジアラビアで使われていたケースが判明した。人道主義の伝統と人権の尊重を重んじる中立国スイスの武器が、なぜそれらの国に渡っているのか。

連邦経済省によると、スイス企業は2018年、政府が承認した5億1千万フラン(561億円)相当の軍需品を計64カ国に輸出した。輸出全体のわずか0.17%だが、軍需産業はスイスでは伝統的に需要な部門だ。スイスは欧州連合(EU)やNATO加盟国ではないが、健康な成人男性全員に兵役義務を課す。

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、スイスは2018年、主要な通常兵器の輸出において世界13位にランクインした。

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