【ワシントン共同】
複数の米メディアは18日、トランプ米政権が火力発電所に関する規制を見直し、二酸化炭素(CO2)の排出量をオバマ前政権時の計画よりも増大させる新たな基準案を近く発表すると報じた。

 石炭などの化石燃料業界を後押しする目的とみられる。規制を強めた前政権からの転換が一段と鮮明になり、地球温暖化対策の後退への懸念が強まりそうだ。

 温室効果ガス削減を目指してオバマ前政権が導入した規制「クリーン・パワー・プラン」では、2030年までに05年の水準と比べ約19%のCO2削減が見込まれていた。新基準案は0.7%から1.5%の減少にとどまる。

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共同通信
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