ロイター通信などによると、イラン各地で4日までに、物価高や生活難に抗議するデモが散発的に発生した。
イラン核合意離脱を表明したトランプ米政権による対イラン制裁の再発動を7日に控え、国民生活の一段の悪化は必至。
圧力を強める米国だけでなく、苦境を招いたイラン指導部への不満も強まっているもようだ。

 AFP通信によれば、3日夜には首都テヘランの西エシュテハドで市民約500人がデモを行い、宗教学校の窓を破壊するなどの騒ぎになった。
デモ隊からはイスラム体制を批判する声も上がったという。インターネット交流サイト(SNS)ではテヘランや中部イスファハンでのデモの様子とされる動画が多数投稿されているが、詳細は不明。
ロイターによると、デモは数日連続で起きているとされる。

時事ドットコム
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080400455&;g=int