ロイター通信などによると、カンボジア警察当局は23日、
中国人向けの代理出産ビジネスを行っていたとして首都プノンペンで摘発を行い、
33人の妊娠中の女性を発見したと発表した。摘発の際に拘束された中国人の男1人を含む5人の業者は、
人身売買に関する法令に違反した疑いで起訴される見込みだ。

 妊娠中の女性はそれぞれ1万ドル(110万円相当)の報酬で、いずれも中国人の子どもを妊娠していた。
当局はこの業者がすでに20件以上の代理出産を手掛けたとみている。

 カンボジアは海外向け代理出産ビジネスが盛んになったため、2016年に国が違法とした。
過去にはオーストラリア人の女が代理出産ビジネスを行ったとして実刑判決を受けたことがある。

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180624-OYT1T50058.html