トルコのゼイベクジ経済相は、米国からの22品目に対して追加関税を導入すると発表した。

ゼイベクジ氏は、米国が発動した関税により、
トルコには2億6000万ドル(約287億円)の負担が新たにかかったと指摘したうえで
「この損失を埋め合わせるため、6月21日から、
米国からの22品目計3億ドル相当に対し追加関税を発動することを決定した」と述べた。

米トランプ大統領は3月、「国家安全保障」のため鉄鋼製品に25%、
アルミニウム製品に10%の関税を導入すると表明。
その後、2018年第1四半期でロシアからEUへの鉄鋼輸出量は前年同期比で139%増となったと判明。
また、トルコからの鉄鋼輸入量も76%増となった。

https://jp.sputniknews.com/images/416/35/4163567.jpg
https://sptnkne.ws/hQAW