アメリカのトランプ政権は、移民対策として、
不法入国した親と子どもを強制的に引き離すことも辞さないとする政策を発表しましたが、
これに対し、トランプ大統領の長女イバンカ氏がツイッターに投稿した
息子を抱いた写真が無神経だと批判が相次ぎ、論議を呼んでいます。

トランプ大統領は移民対策の強化を掲げ、今月初めにはセッションズ司法長官が、
アメリカに不法入国した人に子どもがいる場合、
親から子どもを強制的に引き離すことも辞さないとする政策を発表しました。

こうした中、トランプ大統領の長女イバンカ氏が27日、
息子を腕に抱いて見つめ合う写真をツイッターに投稿しましたが、
この写真がインターネット上で批判を浴びる騒動となっています。

イバンカ氏のツイッターには、
「あなたの子どもが腕から引き離されて連れて行かれるところを想像してください。
それこそ、あなたの父親が国境でしていることです」とか、
「この残虐行為は娘であるあなたがさせていることだ」などといったコメントが次々と投稿されています。

トランプ政権で大統領補佐官も務めるイバンカ氏は、
トランプ大統領の助言者として影響力が注目されているだけに、
イバンカ氏の行動は無神経だとして論議を呼んでいます。

関連ソース画像
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180529/K10011457381_1805291942_1805292014_01_02.jpg

NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180529/k10011457381000.html