安倍首相は26日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン露大統領と会談した。

 北方領土での共同経済活動として、ウニの養殖とイチゴの温室栽培を事業化するため、
現地に官民調査団を派遣することで合意する見通しだ。
北朝鮮問題も議題となり、首相は完全な核廃棄の実現に向けて緊密な連携を呼びかける。

 両首脳の会談は通算21回目。3月の大統領選でプーチン氏が再選されて以降は初めてとなる。

 首相は会談冒頭、「4島における共同経済活動、元島民の人道的措置について具体的な進展がみられる。
この会談でさらに弾みを付けたい」と語った。

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読売新聞
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