【5月12日 時事通信社】
インドのモディ首相は11日、カトマンズでネパールのオリ首相と会談し、
鉄道や河川の整備を通じた両国の連結性強化や農業分野での協力深化などで一致した。
会談後の記者会見でモディ氏は「インドはネパールの繁栄を支える」と訴えた。

 オリ政権が中国主導のシルクロード経済圏構想「一帯一路」の枠組みを生かしてインフラ整備を進める方針を示す中、
インドとしてはネパールとの関係強化を通じ、隣国への中国の浸透を防ぎたい考えだ。

 両首相は会談に先立ち、ネパール南部のヒンズー教聖地ジャナクプルを訪問。
ともにヒンズー教徒が人口の約8割を占めるという両国の文化的なつながりを強調し、友好関係を演出した。(c)時事通信社

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