南アフリカ南西部西ケープ州で、抽象画を描く雌ブタが国内外で評判となっている。

 観光都市ケープタウンで個展が開催されたほか、作品には最高3万6000ランド(約32万円)の値が付いた。

 雌ブタの名前は「ピガッソ」。
動物保護活動を行っているジョアン・レフソンさん(46)が2016年5月、
ブタ舎から生後1か月のピガッソを引き取り、農場で飼育し始めた。
遊び道具としてボールや筆などを与えたところ、間もなく筆で絵を描き始めたという。

 ピガッソが完成させたのは約90作品。うち約70作品が売れたという。
昨年、日産自動車の広報映像にも作品が採用された。
レフソンさんによると、日本の水墨画に似た作品群は「禅コレクション」と呼ばれ、売れ行きがいいという。
欧州での展示会も計画されている。


関連ソース画像
ピガッソの「作品」。日本の書道に似た抽象画もある
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180503/20180503-OYT1I50027-N.jpg
雌ブタ「ピガッソ」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20180503/20180503-OYT1I50028-N.jpg

読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180503-OYT1T50068.html