【5月3日 AFP】
インド北部で3日にかけて、砂嵐が発生し、少なくとも77人が死亡、143人が負傷した。
現地では強風により木や壁が倒れる被害が出ている。当局が明らかにした。

 当局によると、砂嵐は前日の夜から3日にかけて
北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州と西部ラジャスタン(Rajasthan)州を襲った。
死者数は今後、増える可能性がある。

 これまでにウッタルプラデシュ州で46人、ラジャスタン州で31人の死亡が確認されている。
ウッタルプラデシュ州のアグラ(Agra)は最も深刻な被害を受けており、30人以上が死亡した。

 ウッタルプラデシュ州の当局者はAFPに対し
「州の75地区のうち約40地区で、少なくとも46人の死亡、41人の負傷を確認した」と述べた。

 犠牲者の大半は倒壊した家屋や、崩れてきた壁、倒木の下敷きになったとみられる。

 メディアの報道によると、
アグラにある国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産に登録されているタージマハル(Taj Mahal)は、
被害を免れたという。(c)AFP

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AFP
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