【イスタンブール】
インドとロシアを南北に結び、欧州に延びる新たな物流回廊が実現へ動き出した。
経由するイラン国内の鉄道を2020年にも完成させ、全線開通を目指す。
短い輸送時間を武器にスエズ運河を通る海路の代替を狙い、一部で中国の広域経済圏構想「一帯一路」との連携も探る。
世界の主要な交易ルートから外れていたイランや旧ソ連のカフカス地域の地政学上の重みが増しそうだ。

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29691800R20C18A4EA1000/