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2018/04/04(水) 08:53:25.49ID:CAP_USER政府は4日、閣僚会議を開き、ビサヤ地方のリゾート地ボラカイ島の閉鎖問題について最終結論を出す。ゲバラ官房副長官は3日、閉鎖が決定される可能性を示唆しており、閉鎖方法や期間について詰めの協議が行われるとみられる。一方、同島の自治体首長らは同日、アクラン州マライ町で緊急会議を開き、閉鎖された場合の雇用対策などを政府に要求することなどを確認した。
ボラカイ島の環境汚染問題は、ドゥテルテ大統領が2月に閉鎖に言及したことで表面化。シマツ環境天然資源長官ら3長官で構成する関係閣僚チームは3月、大統領に半年間の完全閉鎖を進言した。
一方、貿易産業省は観光産業に与える打撃を考慮、2日までに段階・地域別の閉鎖を提案。またフィリピン商工会議所も3月末、島を3カ所に分けた地域別の段階的閉鎖を提言していた。
これに対し、地元自治体や観光業者、ホテル経営者らは、雇用問題や観光収入減は必至として、閉鎖に反対していた。
完全閉鎖された場合の経済的な損失は560億ペソ、失職者は計3万6千人に上ると推計されている。ゲバラ副長官は3日「大統領は影響を受ける労働者や住民の支援を考慮している」と述べたほか、労働雇用省や社会福祉開発省も失業対策を講じていることを明らかにした。
閣僚チームが3月に行った半年閉鎖提言では、実施時期を4月26日と明示、1カ月前の3月26日にも被災地宣言と閉鎖方針が出されるとみられていたが、最終結論は持ち越されていた。(冨田すみれ子)
まにら新聞
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